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“新生”七夕賞にふさわしい勝者はこの馬/トレセン発秘話

  • 2013年07月04日(木) 18時00分
「柔らかくて走りやすい。開催後半は悪くなってきそうだが、現時点では前が止まらない馬場」

「勝負どころで外を回っては届かない」

「ハナへ行くか、内枠を引かないと厳しい」

 これらは福島開幕週に騎乗したジョッキーの芝コースに対する感想だ。

 今年から夏の新潟開催が短縮され、その前の福島開催で行われるオープン競走の日程も大幅に変更。逃げ切りか、追い込みか…最終週らしく極端な決着の多かった七夕賞は7月7日に合わせる形で2週目に。今年からガラリとレース傾向が変わるのはもはや確定的だ。

 先週のラジオNIKKEI賞は内を突いた3頭のワンツースリーとなったが、好天に恵まれそうな今週も引き続き「イン有利」の可能性大。“新生”七夕賞もマクるような馬ではなく、自在に立ち回れる馬=マイネルラクリマが勝者にふさわしいのではなかろうか。

 今年4月の福島民報杯圧勝は福島初参戦でのもの。当地はリピーターをしばしば輩出する一方で、初参戦でオープン勝ちするのは至難の業。しかも「長期休養明け2戦目で本調子手前だった」(上原調教師)のだから、コース適性の高さは疑いようがあるまい。

「順調に使えている今回の方が数段いい」と上原調教師が完全復調に安堵の息をもらせば、番頭格の飯田助手も「道悪巧者だが良馬場でも大丈夫」とV宣言。重賞実績は十分、鞍上の柴田大も今期絶好調…もはや死角らしい死角が見当たらない。

 今週の福島重賞は手堅くゲットできそうなだけに、先週イマイチだった馬券野郎も安堵の息だ。

(美浦の馬券野郎・虎石晃)

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