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　登録のあったコパノリッキーは当初から次走はかしわ記念と伝えられ、補欠1番のティアップワイルドが繰り上がるものと思っていたら繰り上がらず、なんと障害の練習をしているらしい。結局、中央馬は出走枠に満たない3頭の出走。『地方競馬に吠える』のコラムでは、地方競馬で行われる交流重賞の中央枠を増やしたらどうかというようなことを何度か書いているが、仮に中央枠がフルゲートの半数の6頭だったら、中央馬は3頭だったということにはならないと思うのだが、どうだろう。

　ノーザンリバーは、フェブラリーSでは勝ったコパノリッキーからはコンマ4秒差、3着のベルシャザールにはクビ差という接戦で、前走東京スプリントはセイクリムズンを3馬身ちぎってまさに快勝。ここに来て確実に力をつけている。名古屋の小回りコースに戸惑うことさえなければ、快進撃は続きそうだ。

　ダノンカモンは、前走名古屋大賞典は3番手から直線前をとらえて快勝だったが、他のJRA勢より3〜4キロ軽い斤量もあってのこと。適距離に戻るのはプラスだが、東京スプリントで強いところを見せたノーザンリバーと1キロ差でどうだろう。ただ実績からは、2頭の一騎打ちになるとは思う。

　ピッチシフターは、前走東海桜花賞は休み明けながら中団から見事なまくりを決めた。3歳時より確実に力をつけている感じがあり、今年はダートグレードでも楽しみな存在となりそう。

　サイモンロードは、昨年のこのレースでは直線まで先頭であわやの場面があっての惜しい3着。ただここ2戦が最後の粘りを欠いており、ピーク時の力を発揮できる状態にあるかどうか。

　ダイショウジェットは11歳でもまだまだ元気。一昨年のこのレースではセイクリムズンの2着があり、昨年は4着。地方の1400メートルは得意の舞台だけに連下では押さえておきたい。

◎ノーザンリバー
◯ダノンカモン
▲ピッチシフター
△サイモンロード
△ダイショウジェット