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ダービー馬ワンアンドオンリーが2冠獲りへ向け出陣!! 神戸新聞杯(GII)

  • 2014年09月22日(月) 18時00分


 ダービー馬ワンアンドオンリーが2冠獲りへ向け始動する。ライバルの皐月賞馬イスラボニータがセントライト記念を完勝しただけに、ここは負けられないところだろう。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

 ワンアンドオンリー(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)は日本ダービーで皐月賞馬イスラボニータを下し、2011年生まれのサラブレッド7123頭の頂点に立った。言うまでもなく世代トップクラスの実力の持ち主だが、特に今年はセントライト記念に有力馬が多数回った分メンバーが比較的手薄になっており、休み明けでも負けるわけにはいかないだろう。

 トーセンスターダム(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)はデビューから3連勝できさらぎ賞を制したものの、そこからぶっつけで挑んだ皐月賞では11着に敗れ、巻き返しを期した日本ダービーでは直線で内ラチに激突し16着と不本意な結果に終わった。素質はトップクラスのものがある馬だし、立て直っていれば上位争いできるはず。

 ハギノハイブリッド(牡3、栗東・松田国英厩舎)はセントライト記念にも登録していたが、結局回避してこちらに参戦。京都新聞杯勝ちの実績はここでは上位のものだし、日本ダービー13着からの巻き返しが期待される。

 ウインフルブルーム(牡3、栗東・宮本博厩舎)は日本ダービーは左肩跛行のため取消となったが、朝日杯FS・皐月賞でともに3着など、先行力を武器に安定した成績を挙げている。北海道から栗東への輸送でかなり馬体を減らしたという点は気がかりだが、戻っていればここでも上位争いが可能だろう。

 その他、夏の間に条件戦を連勝してきたサトノアラジン(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)、良血馬ヴォルシェーブ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)、京都新聞杯2着のサウンズオブアース(牡3、栗東・藤岡健一厩舎)、この条件で2勝しているダンディーズムーン(牡3、栗東・中村均厩舎)なども上位進出を窺う。発走は15時35分。

【データ分析/阪神芝2400mの過去7回】
人気…1人気は[4-1-0-2]勝率51.4%、連対率71.4%と優秀で現在3連勝中(オルフェーヴル→ゴールドシップ→エピファネイア)。馬券で、ということになると2人気が[1-1-4-1]複勝率85.7%とかなり高い。

脚質…4角先頭は[0-1-0-6]と低く、2番手を入れても[0-2-0-15]と不振。先手を取りに行っている馬はほとんど馬券になっていない。その後ろに付けている3〜7番手が[5-2-5-25]複勝率32.4%と高い。10番手以降は[1-3-1-31]連対率11.1%、複勝率13.9%とあまりにも後方からだと届かないか。

前走…前走が重賞だった馬は[7-6-4-37]、重賞でない馬は[0-1-3-44]と重賞でない馬はオールカマー同様にほとんど馬券になっていない。馬券になった4頭は前走で連対しており、それが最低条件か。前走2200m組は[0-1-2-2]、2400m組は[6-4-2-26]と基本はこの距離からの転戦馬を狙いたい。

◆ワンアンドオンリー
・陣営コメント/橋口調教師
「前走(ダービー1着)は、直線の長い東京でしたし、皐月賞の内容からも同じ脚が使えればチャンスはあると思っていました。ジョッキーもこの馬の持ち味をうまく引き出してくれたと思います。レース後は

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