今月は、松山弘平ジョッキーと川須栄彦ジョッキーが登場。編集部が用意したカードに書かれたキーワードをもとに、2人がトークを繰り広げます!
(取材・文/大薮喬介)
重賞で期待している馬は!?
――今回は新企画です。お題が書かれたカードを用意したので、どれかひとつ引いてください。
松山 何も聞かされていないので、何かと思ったら、今回はそういう企画ですか。
川須 タイトル通り、キシュトーークですね(笑)。じゃあ、松山先輩からカードを引いてください。
松山 うーん、これで! 増員メンバー? どういう意味?
川須 メンバー増員でしょ(笑)。
松山 あっ、そうか。でも、意味がわからへん…。
松山「うーん、これで! 増員メンバー? どういう意味?」
川須 「キシュトーークのメンバーを増やすなら誰がいい?」ってことじゃないですか?
松山 なるほど。とりあえず、減らすなら川須で(笑)。
川須 何言ってるんですか! 減らすなら、あまり話さない高倉でしょ(笑)。
松山 高倉は地蔵だもんね(笑) まあ、それは冗談として、年齢でいえば菱田あたりかな。成績的に読者も興味あるんじゃない?
川須 菱田はいいかもしれないですね、ノリもいいし。菱田の同期だと、中井も面白いですよね。その下だと、森くんや藤懸とか。
松山 藤懸はいいかも。以前、このコーナーにも出てくれたし。
――盛り上がっているところを申し訳ないんですけど、本当に増員するかはまだ決まってないですからね。例えばの話ですよ。
松山 わかってますよ。じゃあ、まずはオーディションから始めましょうか(笑)。
――いや、だから本決まりではないんですって。でも、オーディションっていうのは面白そうですね。
川須 今のところの候補は、菱田、中井、藤懸…、ほかにいます?
松山 先輩だと…、(藤岡)康太さん? でも、8年目だから、もう中堅だよね…。やっぱり候補は、菱田、中井、藤懸の3人かなぁ。審査員やってみたいから、ぜひオーディションをやりましょう!
――やる気マンマンですね(苦笑)。じゃあ、オーディションを開催するか、編集会議で提案してみます。では、次にいきますよ。川須ジョッキー、(カードを)引いてください。
川須 どれにしようかな…、はい!(キーワード:重賞初制覇)
――国分優作ジョッキーが小倉2歳Sを勝ちましたよね。これでキシュトーークの全員が重賞を勝ちました!
川須 じゃあ、これを売りにして新メンバーを勧誘しましょう。「キシュトーークに入ったら、重賞を勝てるよ!」って(笑)。
松山 キシュトーークが始まった3年前は、まだ(国分)恭介しか勝ってなかったんだよね(2010年府中牝馬S優勝:テイエムオーロラ)。このコーナーが始まって最初に勝ったのは誰だっけ?
川須 僕ですよ。2012年の小倉大賞典(エーシンジーライン)。そのときの2着は松山先輩でしたよね?
松山 そうだ、「先に勝たれたぁ」ってガックリきたのを覚えてる。でも、その1カ月後に同じスマートギアで中日新聞杯を勝ったんだよね。
川須 確か高倉も同じ年の中京記念(フラガラッハ)を優勝したんですよ。
――あとは、誰が先にGIを勝つかですね。
川須 その前に、僕たち2人は今年重賞を勝ってませんからね。勝ちたいですね…。
松山 うん、毎年1つは勝ちたいよね。
――今年も残りわずかですけど、重賞で期待している馬はいますか?
川須 ダイワファルコンが福島記念3連覇がかかっているので頑張りたいですね。あとは、ファンタジーSのルアンジュもチャンスはあると思うので期待しています。
川須「ダイワファルコンが福島記念3連覇がかかっているので頑張りたいですね」
松山 あと2か月ちょっとですけど、騎乗させていただける重賞はすべて勝つつもりで頑張ります!
【次回のキシュトーークは!?】
次週も松山&川須ジョッキーにカードを引いてもらい、書かれているテーマについてトークをしてもらいます。どんなキーワードが出るのか!? 乞うご期待!