本当に重要なのはハンデ差ではなくペース
競馬ファンの皆様、あけましておめでとうございます。
今年はいつもより1日早い正月競馬開催。金杯が4日に行われるというのは、若干違和感もありますが、当てさえすればいつもより早く福がやって来るわけで、いい流れで1年間を過ごせるはずと前向きに考えております。
今年もこのコラムを読んでいただいている方々が大勝ちできるようにと願いながら、少しでも馬券の参考になるデータ、印をお届けしていきます。特に穴馬券が取れるように、タイム指数で一発が匂う人気薄馬には今年も☆を打っていきますので、また1年間、よろしくお願いいたします。
さて、その中山金杯。
毎年、少々ピークを過ぎた感のあるかつての一線級たちと、これから強くなっていくだろう次世代組が相まみえるハンデ戦。斤量に上下差が出やすいために、予想時にどうしてもイメージのバイアスがかかりやすいレースになっているようです。
「以前この馬は強かったけど、この歳でこの重ハンデはいかにも苦しい」とか「この馬は最近着順が悪いけど、これだけ軽ハンデならば一発はありそう」とかいうセリフがいつも以上に飛び交うわけです。
実際、このレースではハンデを背負わされた馬が好走する傾向にある一方、最軽量ハンデ馬はけっこう苦戦しています。ですが、どうしても気にしてしまうのは最重量と最軽量になってしまい、中間層の1キロ上下差は目に入らなくなってしまうのが人間の心理となっているようです。ですが当てるために本当に重要なのは、ハンデ差ではなくペースがどうなるかということのようです