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金盃

  • 2015年02月03日(火) 18時00分


◆必勝のポイントは「長距離血統」で「体調の良い馬」を狙うこと

 南関東で行われる2200m以上の長距離重賞はダイオライト記念・東京記念(ともに2400m)と金盃の3レースのみ。従って必勝のポイントは「長距離血統」で「体調の良い馬」を狙うこと。そこで重賞2連勝のドラゴンエアルを中心に、ジョーラプター・プレティオラス・スマイルピースを有力馬と見た。他では戸崎が乗るツクバチャームとホランドのムサシキングオーを押さえたい。

 ◎ドラゴンエアルは3コーナーから仕掛けて圧勝した報知オールスターCの強さから、重賞3連勝の可能性は高まった。

 〇ジョーラプターは中央から転入して8戦7勝2着1回と快進撃を続け、距離が延びた前走(2000m)も勝って初タイトルに挑む。

 ▲プレティオラスは3年前の東京ダービーを制覇しており、血統的に長距離への適性は高く、今年は好調な本橋が重賞制覇に賭ける。

 ×スマイルピースは昨年のダービー2着馬で、距離が延びるのは歓迎と思われ、追い切り内容の良さから争覇圏の1頭。

 注ツクバチャームは昨年の2着馬で、久々の前走(2着)を使われて気合いは上昇。かつて戸崎のお手馬だっただけに、善戦は可能だろう。

 △ムサシキングオーは大井9勝の実績とホランドが2度目の騎乗で軽視は禁物。

◎01ドラゴンエアル
〇12ジョーラプター
▲13プレティオラス
×06スマイルピース
注10ツクバチャーム
△11ムサシキングオー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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