鍵になる距離適性を馬体から
牝馬クラシック第2弾・オークス。桜花賞を圧勝したレッツゴードンキ、桜花賞で人気に応えられなかったルージュバックなどが出走を予定していて、ハイレベルな争いとなりそうです。ここで鍵になるのは距離適性でしょう。桜花賞組は特に800mの延長となるので、これをこなせるかどうかが好走の鍵となります。出走を予定している主な有力馬について、馬体写真をもとにその適性や能力、現時点でのデキについて見ていきましょう。
◆レッツゴードンキ(父キングカメハメハ、母父マーベラスサンデー) 相変わらずボリューム感のある体付きで、筋肉の柔らかさが特長です。桜花賞以来のレースとなりますが、腹周りをスッキリと見せて仕上がりは良いでしょう。体型的には距離をこなせそうですが、問題は掛かっていく気性でしょう。マイルなら我慢できますが、2400mを力んで走るとなると難しいので、調教での修正が期待されます。
◆クルミナル(父ディープインパクト、母父キャンディストライプス) 前走時よりもグンと肌艶が良くなってデキが上向いています。筋肉の張りも素晴らしいですね。距離は問題なくこなせるでしょうし、ここは大きな期待が持てそうです。
ルージュバック(父マンハッタンカフェ、母父オーサムアゲイン)