トーホウジャッカルは「あっさり評価」で…
今年の札幌記念。みどころはなんといっても「ルージュバック」と入りたいところでしたが、先週に回避が発表されました。札幌競馬場における重賞は「牧場との連携」が非常に重要になってくるレース。東京競馬場で行われるオークスですら、牧場での仕上げにこだわったルージュバックですから、札幌記念では結果を出せる状態(仕上がっているという表現ではない)だろうと思っていただけに残念です。
出走しない馬のことはこのくらいにして、やっぱり注目はトーホウジャッカルでしょう。7月に未勝利を勝ち、10月にはG1の菊花賞を制した馬。今年の春はゴールドシップを肩を並べて、古馬路線を引っ張っていくと思われましたが、故障が影響して、宝塚記念に出走するのがやっと、そんな状態でした。ただ当時は、早くから栗東に入って調教を積んでおり、私が気にしていたのは実戦勘だけ。中身はある程度整っているだろうと思っていたので、宝塚記念の予想でも印を打ちました。見せ場十分のレースぶりを見ると「1度レースを使っていれば」と感じたのは私だけではないはず。
それだけに札幌記念での同馬に対する期待は大きくなるでしょう。ただ、1週前追い切りを見るかぎり