本格化したティーハーフの重賞連勝なるか/キーンランドC
3連勝で重賞制覇と勢いに乗るティーハーフ。今回も本馬に注目が集まりそうだ。ここも突破して一気にGIへと駒を進めることができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■8/30(日) キーンランドC(3歳上・GIII・札幌芝1200m)
ティーハーフ(牡5、栗東・西浦勝一厩舎)はここにきて3連勝。特に前走の函館スプリントSは道中最後方から押し上げて、直線であっという間に突き抜けるという圧巻の内容だった。GIを意識するくらい良くなっていて、ここも当然勝ち負けが期待される。
ローブティサージュ(牝5、栗東・須貝尚介厩舎)は昨年の本レースの覇者。前走の函館スプリントSは15着と惨敗してしまったが、これは直線で前が詰まって全く追えなかったためのもの。ここでの巻き返しが期待される。
その他、昨年の2着馬レッドオーヴァル(牝5、栗東・安田隆行厩舎)、休み明けを叩かれての巻き返しが期待されるトーホウアマポーラ(牝6、栗東・高橋亮厩舎)、UHB賞をレコード勝ちしたエポワス(セ7、美浦・藤沢和雄厩舎)、そのエポワスを前走で下したオメガヴェンデッタ(セ4、栗東・安田隆行厩舎)、函館スプリントSの内容からこのメンバーでも通用しそうなレンイングランド(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)辺りも好走圏内。発走は15時35分。
【データ分析】
人気(札幌競馬場で行われた重賞格上げ後過去8回)…1番人気は[1-3-2-2]勝率12.5%、複勝率75.0%と軸としてはそれなりの信頼感が持てそう。1〜5番人気が[7-5-7-21]複勝率47.5%、複勝回収率87%と人気馬が馬券圏内の約8割を占める。6〜10番人気が[0-2-1-37]複勝率7.5%、複勝回収率44%、11番人気以下が[1-1-0-43]複勝率4.4%、複勝回収率64%。どちらかというと人気寄りで堅めの決着が多い。
性別(札幌競馬場で行われた重賞格上げ後過去8回)…牝馬が[5-3-3-30]複勝率26.8%、複勝回収率65%、牡馬が[3-4-5-68]複勝率15.0%、複勝回収率62%と複勝率で牝馬が優勢。牝馬の場合は1〜4番人気が[5-3-2-1]複勝率90.9%、複勝回収率160%と人気馬の信頼度が格段に高くなる。
馬番(札幌競馬場で行われた重賞格上げ後過去8回)…馬番が1〜5番の馬が[2-2-4-32]複勝率20.0%、単勝回収率419%、複勝回収率111%と穴をあけるのは比較的内枠に多い傾向。基本的には人気馬が強いレースだが、人気薄は内枠から探したいところ。
◆ティーハーフ
・陣営コメント/深川調教助手
「前走(函館SS1着)はスタート後躓いてしまい、思ったようなレースができませんでしたが、展開も向いていい脚を使ってくれました。競馬の後はちょっと体がしぼんでいましたが