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5連勝を遂げてクラシック路線での「トップの座」狙う/ハイセイコー記念

  • 2015年10月13日(火) 18時00分


◆馬券攻略のヒントは大井所属馬と船橋所属馬

 過去10年間における1番人気馬の成績は「2・1・4・3」と波乱の可能性を秘めている若駒の重賞で、地元の大井所属馬と船橋所属馬の活躍が目立つ。

 4連勝中の地元馬ラクテを本命視したが、3連勝の上り馬グランユニヴェールも侮れず、ヒコーキグモ・サトコンボク・ツルマルキングオーの3頭も虎視眈々と重賞制覇を狙っている。

 ◎ラクテは逃げ一手の馬ではなく、中間は長目からの追い切りもこなし、5連勝を遂げてクラシック路線での「トップの座」を狙う。

 ○グランユニヴェールは距離が1400m→1600mと伸びて3連勝を果たし、めきめき腕を上げた笹川の騎乗も楽しみである。

 ▲サブノクロヒョウはこれまでで最高の稽古内容を見せており、1600mの距離で前走の雪辱に賭ける。

 ×ヒコーキグモはリーディングジョッキーの森が引き続き騎乗する意気込みを買い、距離延長で好勝負は可能だろう。

 注サトコンボクは前走でラクテの3着に追い込んだ決め手を評価したい。

 △ツルマルキングオーは中間の動きも良く、好枠を生かしての善戦を期待。

◎07ラクテ
○13グランユニヴェール
▲10サブノクロヒョウ
×12ヒコーキグモ
注05サトコンボク
△02ツルマルキングオー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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