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小回りの1900mなら勝機到来/埼玉新聞栄冠賞

  • 2015年10月27日(火) 18時00分


◆馬券攻略のヒントは先行馬に有利なコース形態

 過去10年間における1番人気馬の成績は[4・2・1・3]と信頼度が高い。さらに、浦和1900mはコーナーを6回も通過するせいか、先行馬が圧倒的に有利である。

 自在の脚を持つタイムズアローを本命に押すが、カキツバタロイヤル・ストゥディウムの決め手も侮れず、展開次第ではラッキープリンス・トーセンジャガー・バトードールも軽視できない。

 ◎タイムズアローはマーキュリーC・東京記念ともに4着と好走しており、小回りの1900mなら勝機到来と見た。

 ○カキツバタロイヤルは小柄だけに58キロを背負う不安は残るものの、得意な浦和コースで好勝負を期待できる。

 ▲ストゥディウムは調教の動きが良くなって、2度目の浦和コースなら優勝も夢ではない。

 ×ラッキープリンスは今年の東京ダービー馬であり、乗り慣れた今野を背に4戦4勝の地元コースなら、最も怖い存在といえる。

 注トーセンジャガーは芝1800mで4勝を挙げており距離に問題はなく、ダートでも侮れない。

 △バトードールは休み明けを叩かれて調子を上げ、的場の手綱に期待。

◎11タイムズアロー
○01カキツバタロイヤル
▲03ストゥディウム
×06ラッキープリンス
注09トーセンジャガー
△05バトードール

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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