スマートフォン版へ

ダノンプラチナの重賞3勝目なるか/東京新聞杯

  • 2016年02月01日(月) 18時00分


 明け4歳のGI馬ダノンプラチナが登場。前走の香港マイルは悔しい結果に終わったが、帰国初戦のここを制して、今後に向けて弾みをつけることができるか。それとも3連勝で勢いに乗るダッシングブレイズなどがこれを阻むか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■2/7(日) 東京新聞杯(4歳上・GIII・東京芝1600m)

 ダノンプラチナ(牡4、美浦・国枝栄厩舎)は前走の香港マイルで7着に終わったが、直線で前が詰まらなければもっと上位に入れていただろう。海外遠征帰りだけに今回は状態がカギとなるが、ここでは実力上位は明らかで、東京マイルは3戦3勝と相性も抜群。重賞3勝目のチャンスは十分だろう。

 ダッシングブレイズ(牡4、栗東・吉村圭司厩舎)は甲東特別(1000万)、紅葉S(1600万)、リゲルSと3連勝中。その3戦全てで上がり最速をマークしており、リゲルSではグァンチャーレ、アルバートドックといった重賞でも上位に来ている馬を破っている。ここも一気に突破してGI戦線に名乗りを上げることができるか。

 トーセンスターダム(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は1番人気に支持された京都金杯で出遅れて10着。開幕日の京都で最後方から、その上トップハンデではどうにもならなかった。ここでの巻き返しを期待したい。

 その他、決め手では引けを取らないグランシルク(牡4、美浦・戸田博文厩舎)、紅一点ながら実績上位のスマートレイアー(牝6、栗東・大久保龍志厩舎)、連勝中のダイワリベラル(牡5、美浦・菊沢隆徳厩舎)、2年前の2着馬エキストラエンド(牡7、栗東・角居勝彦厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。

【データ分析】
人気(過去10回)…1人気は[1-1-2-6]勝率10.0%、複勝率40.0%と低い数値。1〜5番人気が[5-5-4-26]複勝率35.0%、複勝回収率83%、6〜10番人気が[3-2-3-42]複勝率16.0%、複勝回収率76%。11番人気以下が[1-2-1-53]複勝率7.0%、複勝回収率115%と大穴の台頭が少し目立つ印象。

年齢(過去10回)…7歳以上の馬が[0-1-1-43]複勝率4.4%と壊滅的な成績。に対し、4歳馬[3-2-3-24]複勝率25.0%、複勝回収率67%、5歳馬[3-3-6-30]複勝率28.6%、複勝回収率129%、6歳馬が[4-4-0-30]複勝率21.1%、複勝回収率121%と、特に5〜6歳馬が高回収率で、経験の豊富さを問われるレース。

前走着差(過去10回)…前走で2着以下の馬の中でも、着差が0.5秒以内の馬が[7-3-6-47]複勝率25.4%、複勝回収率132%と高回収率。対する0.6秒以上負けている馬が[0-3-3-63]複勝率8.7%と複勝率がガクンと落ちる。前走大きく負けておらず、テンの速さも直線での伸びも求められる東京マイルでの上積みが見込めるタイプの馬を狙っていきたい。

◆ダッシングブレイズ
・陣営コメント/吉村調教師
「前走(リゲルS1着)はスローペースでしたが、外からよく伸びてくれましたね。馬体は増えていましたが、ここにきてトモもパンとしてきましたし、ちょうど成長してきているということなのでしょう。レース後は放牧に出してリフレッシュさせ、ここを目標に帰厩。順調に調整しています。ここはメンバーも強いですが、いい競馬を期待しています」

・血統診断/望田潤
 サンタアニタダービー(米GI・ダ9F)のMarfaなどが出る牝系

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

気になる重賞を全方位で斬る! 望田潤の血統情報、井内利彰の調教、そして厩舎情報、データなど内容盛り沢山に、今週の注目重賞コラムをお届けします!

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング