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　2歳女王メジャーエンブレムが登場。明け3歳の初戦をキッチリと制して、クラシックへ向けて弾みをつけることができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■2/13(土)　クイーンC(3歳・牝・GIII・東京芝1600m)

　メジャーエンブレム(牝3、美浦・田村康仁厩舎)は昨年の阪神JFを制覇。早め先頭から直線で後続を突き放す完勝で、現時点の同世代牝馬の中では一歩抜けた存在と言っていいだろう。既にクイーンCから直接桜花賞へと向かうローテーションが予定されており、ここで負けるわけにはいかないところだ。

　ビービーバーレル(牝3、美浦・中舘英二厩舎)は前走のフェアリーSを逃げ切り、中舘師に重賞初勝利をもたらした。休み明けだったアルテミスS以外は先行して崩れない競馬ができており、ここでも好走が期待される。

　その他、阪神JFで6着のペルソナリテ(牝3、美浦・相沢郁厩舎)、フェアリーSで2着に入ったダイワドレッサー(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)、2勝を挙げているエクラミレネール(牝3、美浦・高橋裕厩舎)、抽選対象だが決め手上位のサプルマインド(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)、新馬戦を勝った良血馬ルフォール(牝3、美浦・堀宣行厩舎)なども上位進出を窺う。発走は15時45分。

【データ分析】
人気(過去10回)…1人気は[4-2-1-3]勝率40.0%、複勝率70.0%と標準程度の好走率。1〜5番人気が[10-7-7-26]複勝率48.0%、複勝回収率93%、6〜10番人気が[0-3-3-44]複勝率12.0%、複勝回収率71%。11番人気以下が[0-0-1-57]複勝率1.7%、複勝回収率20%と人気薄の馬の好走率がかなり低い。

前走クラス(過去10回)…前走が新馬戦・未勝利戦・500万条件で、昇級戦になる馬が[3-3-3-70]複勝率11.4%、複勝回収率45%と奮わないのに対し、OPEN特別・重賞からの参戦組が[7-7-8-50]複勝率30.6%、複勝回収率81%と馬券圏内の多くを占める。特に前走のOPEN特別・重賞で3着以内に好走していれば[6-2-3-11]複勝率50.0%、複勝回収率123%と高複勝率。

間隔(過去10回)…前走からの間隔が中2週以内の間隔を空けないローテーションだった馬は[0-0-1-34]複勝率2.9%、複勝回収率11%の絶望的ローテ。中3週から中8週の適度に空けたローテの馬が[9-7-7-61]複勝率27.4%、複勝回収率75%と馬券圏内の多くを占め、中9週以上の休み明けの馬が[1-3-3-32]複勝率17.9%、複勝回収率68%と適度な間隔を空けてきた馬を狙っていきたいところ。

◆メジャーエンブレム
・一週前調教診断/井内利彰
　前走でG1を制覇した後、一旦放牧に出されており、美浦で調教を開始したのは、1月28日の坂路から。ここで4F54.1秒という時計を出したということは、放牧先でもあまり緩めていなかったということではないだろうか。
　そして、2月4日の南Wでは