こんにちは、むねひろ よしたかです。
先週木曜日(1日)にイギリスのグッドウッド競馬場で行われたナッソーS
(芝1980m)を、日本のディアドラが見事に優勝しました!!
海外6戦目での初勝利!今年に入ってからは、中山記念を走った後ドバイターフ(ドバイ)→クイーンエリザベス2世C(香港)→プリンスオブウェールズS(イギリス)と日本に帰って来ずに海外を渡り歩きました。
今回は牝馬限定戦でメンバーレベル的にもチャンスがあったのは確かですが、それでも直線の決め手の鋭さは日本馬が外国馬に勝るそれを如何なく発揮してくれました。瞬発力勝負に関しては日本の馬は世界でも断然に一番です。直線で最内にコースを取ったオイシン・マーフィー騎手の手腕も光りました。
この成功によって、今後も一戦だけで日本に帰ってくるのではなく海外を連戦する馬が出てくるでしょう。海外連続出走4戦目での非常に喜ばしい今回の勝利は、その礎となるでしょう。
なお、イギリスG1での日本馬の勝利は、アグネスワールド以来の19年振り2頭目の偉業となりました。
◆田辺騎手が、重賞騎乗機会4連勝!!
ブレイキングドーン(ラジオNIKKEI賞)・アルクトス(プロキオンS)・ライオンボス(アイビスサマーダッシュ)・ハヤヤッコ(レパードS)と、うち3つはテン乗りでの勝利でしたし、ハヤヤッコはこれまで好走していた先行とは違う差す形での勝利。冴えに冴えています。
今週は関屋記念で人気の一角が予想されるロシュフォールに騎乗します。また、ルメール騎手が、日曜日の札幌で8勝・9連対とJRAタイ記録。全12レースに騎乗して馬券圏内を外したのは2度のみ。縦横無尽に暴れまくり、一気にリーディング2位まで浮上しました。
◆関屋記念
ターゲット馬→ケイデンスコール
(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
前走のNHKマイルCで0.1秒差・『2』着と14番人気ながら穴をあけました。1000m通過が57.8秒と速くレースの上がりが34.6秒も要したことからも分かるように、先行馬に厳しい流れとなり後方から進んでいた同馬には展開面の恩恵があったことは確かですが、1:32.5と大幅に短縮して好時計で走破出来たことは高評価に値します。力を証明する好走には違いありません。
この新潟ではメンバーレベルに疑問が残るものの新潟2歳Sを制しており、この2走の良績から左回りの軽い芝を得意にしているのは一目瞭然です。
唯一の3歳馬で古馬との対戦は今回が初めてとなりますが、その分53キロで出走が叶う斤量利があります。『春よりパワーアップした印象』という陣営のコメントも好感が持てますし、ここでも通用するでしょう。
ターゲット馬→