▲弥生賞ディープインパクト記念は武豊騎手騎乗のサトノフラッグ(撮影:下野雄規)
今年から改称された『弥生賞ディープインパクト記念』。制したのは、同馬の主戦を務めた武豊騎手でした。50歳を迎えても進化を続けるレジェンドに対し、哲三氏は“現在の乗り方”を絶賛します。さらにレースのポイントとして挙げたのは3コーナーの攻防。哲三氏も現役時代に悩まされたという“ある秘技”で、マクリを阻止したシーンに着目!
(文=赤見千尋)
「豊さんの今の乗り方がすごく好き」
今週注目したのは弥生賞です。2番人気だったサトノフラッグが、後方から外を回って差し切り勝ち。この時期の中山は馬場の内目が悪くなることが多く、弥生賞もそういう傾向になりやすいレースです。何度もこのレースで結果を出している(武)豊さんらしい騎乗で、さすがだなと思いました。
どこがファインプレーかというのは、もう豊さんなのでね、いつもファインプレーと言えるような騎乗をしてくれるわけですが。このレースだけじゃなくて、