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【騎手の函館コース解説】騎手心理を逆手に…函館スプリントSで穴を狙うなら/丸田恭介騎手

  • 2020年06月14日(日) 18時02分
ノンフィクションファイル

▲穴馬で何度も大暴れ! 丸田騎手が語る函館攻略のポイント (撮影:藤井真俊)


現役騎手がコース解説をするこのコーナー。函館スプリントS(6/21)の舞台となる函館芝1200m、函館記念(7/19)の舞台となる函館芝2000mそれぞれについて、コース巧者のジョッキーたちが詳しく解説!

函館芝1200mについて解説してくれるのは丸田恭介騎手(34)だ。過去5年の同条件(騎乗数10回以上)で複勝回収率1位の数字を誇り、函館スプリントSでも2015年にアースソニック(14番人気)で2着、2016年にソルヴェイグ(12番人気)で1着と大暴れした“函館巧者”にコース攻略のポイントを聞いた。

(取材・文=東京スポーツ・藤井真俊)

※このインタビューは取材対象者との距離を十分に保って、換気の出来る環境下の中で実施しました。


“小回り重賞”は騎手の意識が前がかりに


――おつかれさまです。今日は函館芝1200mの攻略ポイントについて話を聞きたいんですが。

丸田 はい。でも何で自分なんですか? 最近は函館に滞在してないし、ピンと来ないんですけど…。

――いやいや。過去5年のデータを調べると、複勝回収率は丸ちゃんが1位なんですよ。函館スプリントSでも活躍してるし、まさに打ってつけかな、と。

丸田 へ〜。そうなんですか。でも言われてみると函館スプリントSは相性いいかも。

――そうなんですよ。過去5年では2015年にアースソニックで14番人気2着。2016年にソルヴェイグで12番人気1着と波乱の立役者となりました。

丸田 はいはい。確かその前の年(2014年)にも3着してますよ。クリスマスで。悪くないですね(笑)

――ではまず2015年のアースソニックを振り返ってください。後方から追い込んで2着でした。

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