こんにちは、むねひろ よしたかです。
先週土曜日(20日)の『サウジCデー』では、サウジダービー(ダ1600m)でピンクカメハメハが優勝。これにはかなり驚かされました!! 今回が初めてのダートでその適性があったということですが、芝ながら日本での平凡な近況から、この激走は読めませんでした。この後は、3月27日(土曜日)ドバイのUAEダービー(ダ1900m)に転戦します。熱発のためにサウジダービーを回避したフランスゴデイナもUAEダービーに選出されています。ピンクカメハメハと同じ森厩舎なだけに出走するのか否か。こちらも力的には十分に通用していいものを感じるだけに、動向に注目したい存在です。
また、リヤドダートスプリント(ダ1200m)では、コパノキッキングとマテラスカイが日本馬ワンツーフィニッシュを決めました!アメリカからの出走馬が不在という恵まれたメンバー構成だったことは確かですが、喜ばしい結果ですよね。『6』着に敗退したジャスティンはスタートが決まらなかったことが最大の敗因でしょう。先着を許した2頭との力差はないだけに、自分のレースをしての巻き返しに期待したいところです。3頭全てが、ドバイのドバイゴールデンシャヒーン(ダ1200m)に転戦します。
サウジC(ダ1800m)で『9』着に終わったチュウワウィザードもドバイワールドC(ダ2000m)に転戦します。これから毎年、サウジ→ドバイという高賞金を狙うローテーションが定着しそうですね。
そして、ドバイシーマクラシック(芝2410m)に、クロノジェネシスが出走を表明!! 昨年の春秋グランプリ制覇の日本トップホースの参戦で、俄然盛り上がりを見せるでしょう。ドバイは、恐らく馬券が発売されるでしょう。楽しみに待ちたいと思います。
前日(19日)に行われたサウジ騎手招待競走「インターナショナルジョッキーズチャレンジ」に出場した藤田菜七子騎手は、『2』・『5』・『6』・『12』着で勝ち星こそ挙げられませんでしたが、総合4位タイとなりました。
◆中山記念ターゲット馬→クラージュゲリエ
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1年5ヶ月という長期休養を経て、叩き2走目の2走前のアンドロメダSで0.1秒差・『2』着、叩き3走目の前走の日経新春杯で0.3秒差・『3』着と確実に復調を示しています。今回のポイントは開幕週の1800mという舞台設定です。この1800mの距離では共同通信杯での『3』着がありますが、相手が強過ぎたとはいえダノンキングリーに0.8秒差・アドマイヤマーズに0.6秒差と小さくない着差を付けられていますし、走破時計1:47.6もここに入れば特筆すべき数字ではありません。どこまで詰めることが出来るのかが気になります。
ただ、陣営からは『距離短縮でひと押しが利けば』という前向きなコメントが出ています。開幕週となるだけに、時計面に対応することが出来れば。
ターゲット馬→バビット
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ここ2走の菊花賞で『10』着・有馬記念で『13』着と大敗を喫してしまいましたが、メンバーがメンバーなので同情の余地があります。また、3000m・2500mの距離というのも長過ぎて合わなかった可能性が十分あります。この中山でセントライト記念を勝ち、この1800mの距離でラジオNIKKEI賞を勝っています。今回の中山1800mは、条件的に見て問題はありません。
ただ、ハナが切れなかった時の控える形に対応出来るのかどうかは