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「最近はヒゲダンを聴いてるわ(笑)。でもやっぱり…」小牧太騎手が自身の引退式でかけてほしい曲

  • 2023年06月27日(火) 18時01分
太論

▲ユーザー質問3連発(撮影:桂伸也)


先週の『太論』でも取り上げたジャッドノワールですが、日曜日に追い切った小牧騎手いわく「ようなってる。芯が入ってきた」とのこと。「これだけ変化を感じられたのは初めて」と期待十分で、レース復帰が待ち遠しい限りです。

さらに今回は、「馬はどんなときに鳴くの?」「最近聴いている音楽は?」などなど、ユーザー質問も3連発。はたして小牧騎手の回答は⁉

(取材・文=不破由妃子)

これだけ変化を感じられたのは初めて…なんとかしたい!


──先週の日曜日は、積極的に追い切りに騎乗されていましたね。

小牧 うん。グレアミラージュとジャッドノワール、あとはダイヤモンドロワにも乗りました。ジャッドノワールは休み明けやけど、もう使える状態だと思う。(番組に)入ってくれたらいいんやけどね。

──先週の『太論』で、30キロくらい体が増えてパワーアップしているとおっしゃっていましたね。

小牧 実際に乗って確かめたけど、やっぱりようなってるわ。ちょっと芯が入ってきた感じで、行きっぷりがよかった。ここまで5回走っているけど、これだけ変化を感じられたのは初めてやから、これはちょっと楽しみや。未勝利馬はもう時間がないからね、そろそろなんとかしたい。早く1勝して、オーナーの伊藤さんと口取り写真撮りたいねん。

──ダイヤモンドロワは、一度レースを使って変わってきたところは?

小牧 あまり変わってないかな。一度叩いてよくなってくれたらいいんやけど、やっぱりゲートが課題。どうしても一度頭を上げてから出るから。

──そのダイヤモンドロワ絡みで、こんな質問がきていました。「ダイヤモンドロワが鳴きながらゲートを出たという記事を見ました。馬の鳴き声というと、“ヒヒーン!”という鳴き声が浮かびますが、それで合ってますか? また、競走馬はどんなときに鳴くのですか?」。

小牧 “ヒヒーン!”で合ってるよ。だいたいそんな感じや。鳴くのは1頭になって寂しいときとかね。でも、ダイヤモンドロワはしょっちゅう鳴いてる。正直、ようわからん(苦笑)。イレ込みながら、寂しがって鳴いたりね。子供なんやと思う。

──トレセンでも鳴いてるんですか?

小牧 鳴いてる、鳴いてる。2歳とか若い馬はけっこう鳴くけど、ダイヤモンドロワはもう3歳。いまだに鳴いているのは、ちょっと珍しいわ。性格的に憶病というか、寂しがり屋なのかもしれんね。

──近くに仲のいい馬がいれば大丈夫なんですか?

小牧 そうやね。逍遥馬道を歩いているときは全然鳴かない。でも、馬場に出ると、周りに馬がいても鳴いてるし。

──難しい…。ただ、逍遥馬道で鳴かないというのはなんとなくわかります。リラックスできそうだから。

小牧 いやいや、鳴かないだけで、逆にカリカリしてるわ。ホンマに難しいけど、前から言っているように、背中のいい馬やからね。走ることに集中してくれればいいなと思ってるよ。

──続いての質問です。「加矢太騎手との対談の際、骨伝導タイプのイヤホンをプレゼントされていましたが、小牧騎手はどんな音楽を聴いているのですか?」。

小牧 最近はね、ヒゲダン(Official髭男dism)を聴いてるわ。ちょっとカッコつけて(笑)。

──絶対にカラオケでは歌えないヤツ(笑)。

小牧 うん、絶対に歌えない(笑)。だいぶ骨伝導のイヤホンにも慣れて、走るときは必ず使ってるわ。まぁでも走りながら聴くのは、ミスチルかゆずが多いかな。僕にはミスチルとゆずが一番しっくりくるね。

──ゆずの『栄光への架け橋』は小牧さんのテーマソング。もちろん入ってますよね?

小牧 入ってる、入ってる。(福永)祐一くんの引退式でミスチルの『終わりなき旅』がかかったように、僕の引退式では『栄光の架け橋』をかけてもらえたらいいな(笑)。

──最後の質問です。「いつも楽しく読ませてもらっています。小牧さん、美容パッチは続けていますか? 効果のほどはいかかでしょうか。ぜひ知りたいです」。

小牧 ん〜、何とも言えんねぇ。一応、気づいたら貼るようにはしてるけど…。やっぱり目の下のシワはなかなか取れんよ。僕らは減量で水分を抜いているから、浮腫んだり萎んだりがとにかく激しい。そのせいかなとも思うんやけど。とにかく目の下のシワだけ、すごく気になるわ、最近。

──ボトックスとかヒアルロン酸の注射に手を出しちゃったり!?

小牧 やってみようかな。嘘やけど(笑)。まぁ1箱買ったから、シールをしばらく続けてみるわ。

(文中敬称略)
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太論 / 小牧太
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1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

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