日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
長距離戦ほど、騎手の思惑がちらちらするので、それをどう読み取るかなんですね。冷静にその一点を見つめていれば、春の天皇賞を的中させられたかというと、とてもそんなはずは無いでしょう。し...
メインスタンドが完成した東京競馬場。まだ第3期工事を残しているので、不完全ではあるのですが、以前に比べれば、かなり楽しいスタンドになりました。さて、皆さんの定位置はどう決まるでしょ...
単勝支持率が63パーセント、あのナリタブライアンが49.9パーセント、アグネスタキオンが59.4パーセントで、それを超えるディープインパクトの人気でした。皐月賞史上最高の支持率は1...
西でも東でも、公営から中央に乗りに来る騎手の活躍が目につきます。それでも東西の事情は少し異なっていて、大井や船橋からの参戦はそれほど多くはありません。ニュージーランドTをマイネルハ...
クラシックシーズンの到来、競馬が一番輝く時です。春、牡牝4つのクラシックレースの先陣を切る桜花賞は、一瞬にして散る桜の儚さに似ています。人気に応えて勝てたにせよ、その先オークスで磐...
目標は春の天皇賞出走と日経賞に臨んだコスモバルク、今度は宿願の芝のG1制覇と高松宮記念を戦ったメイショウボーラーと、ともに予想外の大惨敗、人間の思い通りにはならないものです。去年、...
岡部幸雄騎手の引退で、ひとつの時代が終わった感を強くしました。これで馬券を買いはじめた頃の騎手は一人もいなくなったと、友人は語っています。1967年から38年間、受けた印象は、ただ...
桜花賞の展望をするときがきました。阪神ジュベナイルフィリーズの1、2着馬が、年が明けて敗戦を喫したことで、今年の桜戦線に暗雲を見る思いでしたが、トライアルのフィリーズレビュー・ライ...
やはりタダものでなかったディープインパクトの強さ。弥生賞から皐月賞、ダービーという蹄跡がはっきり見えたと断言できそうです。待望したスター誕生、この春が楽しくなってきました。4角を回...
バランスオブゲーム、キーンランドスワンと6歳馬が健在です。それに、7歳馬のカルストンライトオも。以前の数え方なら、7歳と8歳です。この年齢の馬なら、これまでの付き合いも長く、それぞ...
競馬の感動をどう伝えようかと、時折思い起こしています。フェブラリーSでメイショウボーラーがダート3戦3勝で優勝したそのシーンこそ、感動そのもので、そこに言葉は必要ないかもしれません...
春のクラシックに向け、きさらぎ賞を終えた時点で言えることはあまり変わっていません。コンゴウリキシオーというアイルランド産馬が、きさらぎ賞を勝って4戦3勝としたことで、次の1戦への期...
クラシック戦線は、少しずつその姿を現してきました。共同通信杯からきさらぎ賞へと進む中、今年は、ひとつのハッキリとした流れを見ることが出来ます。京都のシンザン記念の1、2着馬、ペール...
各路線別に、少しずつ面白い馬が出てきました。明日のスターを予感させるものが、その中にはあります。これからやってくる春のG1レースに、どれだけの新顔が登場するか期待はふくらみます。古...
今、春のクラシックを目標にするための大事なレースが続いています。この段階でそのステージを約束されているものは少なく、一つでも勝って確実にしたいところです。しかし、ただ勝てればいいと...
“もう一方で始まるクラシック戦線”を見ていくのも、興味のあるところです。まだ、シンザン記念を京成杯が終わったばかりとはいえ、早くもそれは始まりました。舞台は、京都。シンザン記念を勝...
新春4日間の競馬もあっという間に終わりました。目に飛び込んでくるのは、それぞれの重賞レース。振り返りも慎重になる中、この時期だからこそ注目しなければならないものがあります。今、能力...
平成17年がスタート、早くもシンザン記念です。そんなに急いでいるのでもないのに、競馬のサイクルは、めまぐるしく時を刻んでいます。ゼンノロブロイの秋三冠制覇の快挙から一転、全てが新し...
新しい年を迎え、まず思いたくなるのがこの春のクラシックのことでしょう。明け3歳馬の長期展望、これをどう立てるか。競馬を面白くするには、その自分なりの注目馬を生み出せるかどうかにかか...
有馬記念となると、1年中競馬を追い続けている者にとり、出走馬のうち何頭かの馬との関わりが必ずあるものです。どの馬が勝つかの関心はあっても、勝たせたいとの思いが先に立つのもグランプリ...
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