スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
東京競馬場内のJRA競馬博物館で開催されている尾形藤吉展を、先週ようやく見ることができた。正式名称は、特別展「生誕130年記念尾形藤吉〜“大尾形”の系譜〜」である。尾形藤吉(189...
ジャパンカップに参戦する予定だった凱旋門賞馬アルピニスタが故障のため、来日せずに現役を退くことになった。日本の競馬と凱旋門賞が本当に「同種目だが別競技」なのかを示してくれるチャンス...
アメリカで中間選挙が行われ、「上院(じょういん)」「下院(かいん)」それぞれの選挙と知事選の模様が日本でも報じられた。これら「上下院」の権限は基本的に対等ということになってはいるが...
先週の天皇賞・秋で、イクイノックスが、1984年のグレード制導入以降の最少記録となるデビュー5戦目で古馬GI制覇をなし遂げた。これは2017年に同レースを勝った父キタサンブラックと...
先週の日曜日、今村聖奈騎手がJRA通算44勝目と45勝目を挙げ、藤田菜七子騎手が2019年にマークしたJRA女性騎手の年間最多勝記録(43勝)を更新した。「東スポ競馬Web」の「記...
本稿がアップされる10月20日、木曜日、スポーツ誌「Number」の競馬特集号が発売される。特集タイトルは「常識を疑え。」。私は、田原成貴さんのインタビュー記事を執筆した。「騎手・...
サリオスが2年ぶりに勝ち鞍を挙げた毎日王冠で、スタート前、戸崎圭太騎手のダノンザキッドがゲートの前扉をこじ開けるようにして飛び出すアクシデントがあった。幸い、人馬ともに無事で、ダノ...
史上最多の4頭の日本馬が臨んだ第101回凱旋門賞を制したのは、イギリスの5歳牝馬アルピニスタ(父フランケル)だった。日本馬は、タイトルホルダーの11着が最高で、ステイフーリッシュは...
「ミスター競馬」野平祐二氏(1928-2001)を背にしたスピードシンボリが日本馬として初めて凱旋門賞に出走したのは1969年のことだった。あれから53年。のべ29頭の日本馬が世界...
札幌で用事を済ませ、千歳から東京行きの最終便に乗り込んだ。明日は早朝の東北新幹線でノーザンファーム天栄に向かう。たいした量の仕事をしているわけではないのに、密なスケジュールになって...
先日、世界最大級の馬の祭「相馬野馬追」の関係者に会うため、福島県南相馬市に行ってきた。南相馬市役所で相馬野馬追執行委員会の人たちから聞いたところによると、南相馬市議会でも、この地域...
「エピジェネティクス」→「ビジネステック」「馴致」→「順次」「繁殖牝馬」→「繁殖頻繁」「フィエールマン」→「フィルパン」「オードリー・ヘプバーン」→「あのー踊りヘップ絆」「種馬」→...
先週の土曜日、石神深一騎手がアサクサゲンキで小倉サマージャンプを制し、史上初の障害重賞完全制覇(10レース)をなし遂げた。同時に、高田潤騎手、森一馬騎手に次ぐ、史上3人目の「障害重...
高校生を対象としたリモートの講演会が無事に終わった。録画したDVDを同じ県の2つの高校に渡し、来月流すという。競馬場があり、馬事文化の根付いた土地の学校なので、聴いてくれる生徒たち...
私の血液型はO型である。が、よくA型に間違われる。細かいことにうるさいからだろう。人には間違われるのに、蚊をはじめとする虫たちには間違われない。O型はなぜか蚊に狙われる。蚊に刺され...
先週の土曜日、新潟芝1400mで行われたダリア賞に、大井の新馬戦で驚異的な勝ち方をしたシテイタイケツ(牡2歳、父バゴ、大井・上杉昌宏厩舎)が参戦。11頭立ての10着に終わったが、前...
先週の月曜日、相馬小高神社で野馬懸を見たあと、青森の八戸に入った。4時間半ほどのドライブだった。都内の仕事場から南相馬までは3時間半ほどだから、その1.3倍ほどかかったことになる。...
3年ぶりの通常開催となった世界最大級の馬の祭「相馬野馬追」を取材してきた。コロナ禍のため、一昨年、2020年は相馬中村神社で出陣式、相馬太田神社で例大祭、そして相馬小高神社で上げ野...
先週の日曜日、7月17日の函館第2レースにおける、ルーキーの鷲頭虎太騎手の騎乗がツイッターなどで話題になった。1コーナー手前で、騎乗したリュウノイチモンジの前脚が前の馬に触れて躓き...
先週の金曜日、安倍晋三元首相が銃撃に遭い、亡くなった。67歳だった。犯人と、安倍さんへの個人攻撃を煽動してきた人間たち、無能なSPと奈良県警に対する怒り、それに対して何もできない悔...
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