1年の節目は12月末、学年の節目は3月末…ですが、競馬の節目というのは日本ダービーにあるのではないか、というのが私の印象です。

　今年は震災が及ぼす人の心への影響もあり「ダービーだ！　お祭りだ！」という雰囲気ではありませんでしたが、それでも現3歳世代・7458頭の頂点を決めるレース。18頭の出走馬に携わる方の夢、応援するものの情熱は、激しい雨の中の肌寒さを忘れる位の迫力がありました。


　GIを見に行く時は、ゴール前付近で見るのがやはり最高。正直なところ、人混みでかなり見にくいのですが、それでもあの一体感を味わえるのは醍醐味と言えるでしょう(＠＾−＾＠)

　レースは生憎の雨の中行われましたが、東京で行われた皐月賞を3馬身の差をつけて圧勝したオルフェーヴルが2冠を達成する結果となりました。

　虎視眈々と狙うトライアル組や、世界の名手デットーリ騎手を配し、モハメド殿下が応援に駆け付けたデボネアなど話題もヤル気も最高潮のライバル達からマークされ、その中で勝ち取ったダービー馬の称号。

　東京で行われた皐月賞からダービーの制覇は47年振り。シンザン以来で、史上3頭目ということです。皐月賞が行われる前に、ダービーニュースの長谷川仁志さんに「府中で行われる皐月賞からは名馬が生まれている」というお話を聞いていたのに、すっかり頭から飛んでいて、本命にできなかったことを悔やみます…。今回は馬場が悪い中でも力を発揮させたオルフェーヴル。また、雨に泣いた結果となった馬たちの秋の巻き返しにも注目したいところです(＾−＾)

　さて、ダービーディの東京競馬場。昨年までのお祭りムードよりは厳かなものではありましたが、ケンタッキーダービーのオフィシャルドリンクになっているミントジュレップが限定発売されていたり、いつもと違う楽しみ方がありました。また、海外のホースマンから提供された競馬に関係するロゴが入った帽子の販売し、被災地の伝統文化である相馬野馬追を支援する「ハッツオフプロジェクト」の販売ブースが設けられていました。私は白に水色のデザインの帽子を購入しましたよ☆

　このプロジェクトの販売ブースは、この後大井・川崎・船橋・笠松競馬場でも設けられるようですので、興味のある方は足を運んでみてください。

　また、日吉広場という場所では被災した浪江町のご当地B級グルメ「浪江焼きそば」を実演販売。全国各地に避難されていた浪江の方がこの日は東京競馬場に結集して焼きそばを焼いてくださいました！


　麺が太くてモチモチしていて美味でした！難を言えば…もっとお客様が“必然的に通るスペース”に、この販売ブースを置いてくれた方が販売数にも比例したのでは、という感想です。次に実現する際には是非ともお願いしますJRAの偉い人(＾O＾)ノ☆

　先週はダービー以外にも楽しいレースが沢山ありましたね！大きな出遅れから巻き返したルーラーシップの勝利、金鯱賞。最軽量51キロ・7番人気・およそ3年振りので勝利の美酒、キングトップガン(目黒記念)…話題盛り沢山の週末でした！


　あぁ、先週の話が長くなってしまいました(＊_＊；)今週も勿論、ワクワクは続きます！安田記念！どうなの！？アパパネ！？18頭中唯一の牝馬。それでも“迎え撃つ立場”で臨むのが面白いですね！　2頭出しの厩舎が2つありますが、更にその上、3頭出しの西園厩舎にも注目しています。馬券は、アパパネからの3連複で勝負！