日本列島、南から除々に梅雨明け宣言がなされ本格的な猛暑の訪れが近づいているようです。
昔は、というか10数年前位までは日本の中で一番熱いのは沖縄だと思っていましたが、最近は最高気温をマークするのは埼玉県の熊谷。それ以外の場所も、天気予報の全国図を見ていますと、沖縄を含む九州地方と関東から南の地方はさほど差がありませんね。これは自分が大人になって、そういう見方をしている所為なのか、地球の温暖化がそんなにまで深刻化しているのか…。
何れにせよ、“今年の夏も暑い”事には変わりはないそうで、気を抜かずに戦っていかねばなりませんね! 節電対策、我が家はエアコンの温度を29度に設定しています。一見「それって冷房?」と思われるかも知れませんが、長時間その場に居る場合はこれ位が丁度良いです(^-^)
気温も暑いというのに、最近“暑い”本を読みました。これ、本の"厚さ"も相当なものでしたが。百田尚樹さんの『ボックス!』という小説で、ボクシングを題材にした作品です。
私はボクシングの知識は皆無に等しいのですが、そんな私でも楽しく読める様な内容。ひょんな事からクラブ顧問を担当する事になった教師や、屈辱的な経験から入部をする男子生徒などの技術・知識の成長も描かれるので、少しずつ溶け込む事が出来ました☆ この本の中で印象的だったのが、“才能を開花させるには一筋縄ではいかない”という事。
何を今更、と思われそうですが、才能を発掘するにはトンネルの様に掘っていったり、井戸の様に深く深く掘ったり、また遺跡採掘の様に神経質に掘って行ったり…それこそ十人十色。掘っていった先に"才能"が眠っているのかどうかも定かではなく、偶然と必然が一致するのを待つしかない。
そう考えると、競走馬もその馬に合った距離・芝かダートか・コース・厩舎・厩務員・騎手・調教… 数多くの要因と組み合わせがあり、1つ掛け違えただけで結果が180度変わる事があるのでしょう。競走馬の能力(適性)を伸ばしてあげる事とは、気の遠くなるような作業ですね…。
さて。今年は中山で行われる七夕賞。中山コース・騎手との相性が良さそうなキャプテントゥーレが本命です。58.5キロを背負うのは不安極まりないですが・・・押し切っての逃げ切りに期待です!!!