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白山大賞典

  • 2011年10月03日(月) 18時00分
 吉原寛人騎手とジャングルスマイルにダートグレード初制覇の期待。昨年はパワーストラグルに並ぶ間もなく交わされ6馬身差をつけられての2着だったが、今年もダートグレードで連戦連勝というクラスの参戦がなく、昨年と同じようなレベルのメンバーだけにチャンスは十分にある。ダートグレードでもこうしてメンバーに恵まれる機会はそうあるわけではないので、そのチャンスを生かしたいところ。

 ニホンピロアワーズは、デビューから一貫してダートの中距離を使われ一度も3着を外すことなく前走初のオープン勝ち。しかも昨年7月の500万平場から7戦連続連対と安定した成績。この勢いは侮れない。

 メイショウタメトモは、地方のダートグレードで2着が3回。とはいえ惜しい2着というのは一度もない。常に自分の力は発揮して相手なりには走るが、なかなか勝ちきるまではいかないタイプ。

 実績的にはダートグレードを勝っているシビルウォーとパワーストラグルが上位だが、シビルウォーの前走ブリーダーズゴールドCは前が競り合って展開に恵まれた面があり、パワーストラグルは昨年のこのレースを勝って以降見どころのないレースが多い。タイトルはあっても両馬ともに中心には推しにくい。

 タガノマーシャルが意外な穴馬になるかもしれない。中央から兵庫に移籍しての前走が2年半ぶりの実戦。とはいえ、ほとんど馬なりで楽勝だったのには驚かされた。中央ではダートで3着を外したことがなく、準オープンを勝って期待されながらの移籍。8歳だがまだまだこの先期待できそう。

◎07.ジャングルスマイル
◯12.ニホンピロアワーズ
▲08.メイショウタメトモ
△02.シビルウォー
△04.パワーストラグル
△09.タガノマーシャル

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1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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