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JBCレディスクラシック

  • 2011年11月02日(水) 18時00分
 前哨戦のレディスプレリュードのほぼ再戦というメンバー構成で、その前走を勝ったミラクルレジェンドに連勝の期待。牡馬相手の関越Sから、レディスプレリュードでラヴェリータに並びかける間もなく差し切ったレースぶりは、ここにきての充実ぶりをうかがわせる。斤量的には、前走ラヴェリータが57キロに対し、ミラクルレジェンドが56キロで、今回定量となるのはミラクルレジェンドには不利だが、絶対値として55キロと軽くなるだけにあまり気にしなくてよいのではないか。

 ラヴェリータは牝馬同士のダート重賞では9戦6勝、2着3回。たびたび牡馬と対戦しているため苦戦している印象もあるが、牝馬同士ではほぼ完璧な成績だ。今年はかしわ記念でフリオーソに3/4馬身まで迫っての2着という好走もあった。もちろんこの馬が勝っても何の不思議もないが、上昇度と、今後の期待でミラクルレジェンドのほうを本命とした。

 エーシンクールディは、前走直線まで逃げ粘っての3着。地方同士でのレースでは楽勝続きだったが、中央の重賞級が相手になるとやや厳しかった。とはいえそうした厳しいレースを経験したことで力をつけているとも考えられ、2頭に割って入る余地もあると思う。

 ブラボーデイジーは、今年2月のエンプレス杯で直線まで逃げ粘っての2着があるが、レディスプレリュードはやや離されての8着。近走のレース内容から巻き返しまではどうか。

 パールシャドウは、前走ダートの準オープンで強い勝ち方。今回は一線級との対戦でもあり、いきなりここに入って勝ち負けまでは厳しいだろうが、連下なら。

◎ミラクルレジェンド
○ラヴェリータ
▲エーシンクールディ
△ブラボーデイジー
△パールシャドウ

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1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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