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JBCクラシック

  • 2011年11月02日(水) 18時00分
 残念ながらフリオーソが回避して、スマートファルコンか、トランセンドか、というのが最大にして唯一の興味となりそう。チャンピオン級の初対戦だけに楽しみだが、馬券的な興味は薄くなてしまった。2頭の馬連複は1.2倍とか1.3倍とかだろうか。

 地方の馬場の経験ということでスマートファルコンを頭に。トランセンドと比べれば、たしかに楽な相手との対戦が多いが、東京大賞典での2分00秒4は開催を通して馬場が速かったにしても、帝王賞での2分01秒1というタイムは驚異的。ダートのサイレンススズカという言われ方をしているが、まさにそのとおりのレースぶり。トランセンドがこの馬のスピードについていくのかどうかどうかというのも気になるところ。

 シビルウォーは、ブリーダーズゴールドCと白山大賞典を連勝。ともに長丁場のわりには前が競りあって、この馬の後半勝負の脚が生きる展開になった。2強が普通にレースをすればこの馬が届くという場面は想像しにくいが、両馬が競りあってどちらかが崩れればこの馬にもチャンスは出てくる。

 シビルウォーの末脚不発の展開なら、9歳でも大井では堅実に上位に来るボンネビルレコード、東京記念を制した上がり馬テラザクラウドが3着候補。

◎スマートファルコン
○トランセンド
▲シビルウォー
△ボンネビルレコード
△テラザクラウド

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1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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