1700m戦を連勝し、メンバー中最多の5勝を挙げているイッシンドウタイを狙ってみたい。

　常に後方からというレースぶりは危うさもあるが、前走サンライズカップでもほとんど最後方を追走しながら、先に抜け出していたゴールドメダルをハナ差とらえた。デビュー2戦目では逃げ切り勝ちもあり、好位からレースが進められれば安定感が増すのではないか。

　母のラストヒットはラブミーチャンの母の母。つまり年下だがラブミーチャンのおばにあたるという血統。父がスズカマンボで、脚質的にも距離は長いほうがよさそう。

　中央のオーブルチェフが手強そうだ。芝のデビュー戦こそ6着だったが、その後のダート2戦はいずれも圧勝といっていい内容。中山、東京と右回り、左回りと経験し、距離的な不安もない。キャリア3戦だが、道営勢の豊富な経験を上回れるかどうか。

　シーキングブレーヴは、なんと重賞で2着が3回。ゴール前は常に勝ち馬と同じか、それ以上に目立つ脚色で伸びているのだが、とらえきるまでにはいたらない。実力があるのは確か。すでにこれが13戦目で、10月に2戦、11月もこれが2戦目と、間隔を詰めて使われているのはちょっと気になる。

　ゴールドメダルは、イノセントカップを制し、サンライズカップはイッシンドウタイにハナ差の2着。ゲンキは、大接戦となった前走のヤングチャレンジカップ(オープン)で勝利。

　ステルミナートは、JRAのラベンダー賞で3位入線で繰り上がりの2着、さらに芝1800mのコスモス賞でも差のない4着。この3頭は、印こそ△だが、いずれも勝ち負けにからんでくる力はありそう。

◎06.イッシンドウタイ
◯13.オーブルチェフ
▲09.シーキングブレーヴ
△02.ゴールドメダル
△03.ゲンキ
△05.ステルミナート