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「ジモトーーク!」第2回

  • 2011年11月09日(水) 18時00分
【今月の参加ジョッキー】
・国分恭介騎手、国分優作騎手、松山弘平騎手

■まさか俺が“なまってる”なんて…

松山 優作も恭介も、普段は全然方言が出ないよね。

優作 地元の言葉は、もうほとんど覚えてないな…。

恭介 俺も。この前、地元の友達と電話で話したんだけど、なに言ってんだかわからなかったよ(笑)。兵庫って、このへん(滋賀)とか大阪とは微妙に言葉が違ったりするの?

松山 う〜ん、ほとんど一緒だと思うけど…、あ、ちょっと違うかな。

恭介 まっちゃん、よく“バリ”なんとかって言うよね。

優作 言う言う! 『バリおもろい』とか。

松山 ああ、“すごい”とか“超”っていう意味ね。あとは、『なにしとん』とか、『〜しとったん』とかは地元の言葉かな。こっちでは『なにしてんねん』とか『〜してたん』とかが普通でしょ。
※“バリ”は、兵庫だけではなく、広島や福岡などでも使われる言葉です。

地元茨城弁の記憶も薄れ…と優作騎手

優作 茨城弁といえば、『ごじゃっぺ』とか『でれすけ』だよね。

松山 全然わからない(笑)。『〜だっぺよ』のイメージしかないよ。

恭介 『でれすけ』なんて言うっけ? 俺、聞いたことないよ。

優作 うそだ! おじいちゃんとかおばあちゃんはみんな言うよ。『この、でれすけが!』みたいな。

松山 で、どういう意味なの?

優作 『ごじゃっぺ』は、“ろくでもない”とか“くだらない”とか。『でれすけ』も“だらしがない”とか、似たような意味だと思う。まぁ、確かに俺たちの世代は、あんまり使わないかも。あと、“いじやける”も茨城弁だよね。

恭介 ああ、“腹が立つ”とか“イライラする”っていう意味だよね。とにかく茨城弁は、なんでも語尾上がり。

優作 そうそう。どんどん語尾が上がっていく(笑)。

生粋の茨城弁は語尾上がり(恭介騎手)

恭介 中学生のとき、女子の間で『実は茨城弁はかわいい』みたいな空気になったことがあったよね。

優作 あった、あった! わざと『だっぺよ〜!』を強調してしゃべったりしてたよな。心のなかで、ずっと『かわいくねぇ〜よ』って思ってたけど(笑)。

松山 うん、確かにかわいくないような…(笑)。個人的に、女の子は九州の言葉が一番かわいいと思うな。

恭介 わかる、わかる。俺さぁ、実は競馬学校に入るまで、自分がなまってるって知らなかったよ。

女子が話す九州弁が可愛い(松山騎手)

優作 でも、乗馬クラブでも、東京から来てる人に直されたりしたじゃん。

恭介 うん。それでも、俺はなまってない!って信じてた。競馬学校に入って、初めて自分がなまってることを自覚した(笑)。

松山 でも、今はホントになまりが出ないよね。最初のころ、兄弟で話してるときとか、なにしゃべってるのかまったくわからなかったけど(笑)。

優作 地元の言葉は、もう完全に抜けちゃった。地元の友達と話しても、戻らないもん。逆に、友達の言葉を聞いて“どんだけなまってんだよ”とか思ったり(笑)。

恭介 そうそう、自分のことはすっかり棚に上げちゃって。ついこの前まで、まっちゃんが聞き取れないくらい、なまってたくせにね(笑)。

元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!

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