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兵庫ジュニアGP

  • 2011年11月22日(火) 18時00分
 連戦連勝という馬が何頭かいるが、実績的にはやはりシェアースマイルが最上位。デビューから3連勝もさることながら、前々走の2歳500万下でも、前走のエーデルワイス賞でも、ともにスタートダッシュがイマイチで中団追走から余裕の差し切り勝ち。距離的にも1400mなら問題はないだろう。あえて不安を挙げるなら、初めての小回りのコースか。

 エーシンユリシーズが怖い存在。中央で新馬戦を勝ちながら、すぐに兵庫に移籍して楽勝。今まであまり見なかったパターンだけに、ここを狙ってきたのかどうか。父サウスヴィグラス、母父エイシンワシントンという、いかにもスプリンターという血統も興味深い。

 シーキングブレーヴは、常に相手なりに力を発揮しながらも、なかなか勝ちきれない。重賞で2着3回に、前走の北海道2歳優駿でも地方最先着の3着。ここまですでに13戦。そのキャリアがプラスとなるのか、それともそろそろ疲れがくるのか、どっちにころぶのかも気になるところ。

 そのほか、ゴーイングパワーは芝で常に善戦も初ダートがどうか。ロクイチスマイルはエーデルワイス賞で差のない3着と好走。同じくエーデルワイス賞で逃げて5着だったフリスコベイは、距離が伸びてどこまで粘れるか。

◎09.シェアースマイル
○05.エーシンユリシーズ
▲06.シーキングブレーヴ
△08.ゴーイングパワー
△02.ロクイチスマイル
△01.フリスコベイ

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1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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