今週、幾つかの新聞に掲載されていた“ギャンブル脳”。ん?なんだ、それは? 読んでみると、ギャンブルにはまりやすい人の脳の特徴を京都大学の准教授が発表したと言う。
人の脳の中には不安な感情を抑える特殊なたんぱく質があり、このたんぱく質の量が多い人ほど不安を抑え込んでギャンブルにはまりやすいんだそうな。
研究では成人男性19人を対象に行われました。確率が五分五分のコイントスで、利益がどの位あればチャレンジするかという質問を其々にしたところ、
19人の平均では3倍の利益があれば参加する、という結果。(つまりは3倍のオッズであれば単勝を買うという事か。)
19人のうち、前述のタンパク質が多い人程、少ない利益でも参加すると答え、19人中一番(前述の)タンパク質が多かった人は利益が2倍であればギャンブルすると答えたそうです。つまりは、2倍のオッズに手を出すという事ですね。この調査では、元手を1万円と仮定して質問されているので、1万円を失っても、利益の1万円に賭けるというのは、結構、上級のギャンブラーだと言えるでしょう(・_・;)
因みに、慎重派(?)の人は利益が8倍にならなければ参加しないと答えたそうです。
競馬に例えると、馬券の種類によりますが単複であれば8はむしろギャンブラーな気がしますが、研究は五分五分のコイントスでの調査です。単に競馬ならどうかという例えを書いただけですのであしからず。
これは“利益を得るよりも損失回避に動こうとする人間の心理行動”で、損失忌避と呼ばれ2002年のノーベル経済学賞の受賞テーマともなり、今回は脳科学からそれを裏付けたと言える研究です。
朝から競馬場に居たり、自宅でPATで馬券を購入していると、ついつい買うつもりのなかった馬券まで購入してしまう事もあるので、いつかこの、“特殊タンパク質を一時的に分泌量を抑える”ものが出来たら、クールダウンの為に使用してみたいなと想像してみたり・・・(^−^;)
さて今週は重賞が3つ!どれも注目ですが、予想は中山記念にしました☆ 本命はやはり充実期続くトゥザグローリー! そして、リアルインパクト、レッドデイヴィスと・・・目移りしてしまう好メンバー(*_*;)本命から流す3連複で勝負します!