桜の満開前線は北上し、東北でも桜が綺麗に見られる気候になりました。いつ手放そうかと思っていた冬物コートを、いよいよクリーニングに出す事を決意致しました。

　とはいうものの先週1年5か月ぶりに再開した福島競馬では、朝晴れていたかと思うと、昼過ぎには小雪が舞う空模様でした。他の2場にくらべ、やや肌寒い。春を待つ気分を長く味わえる。そんな“春の福島開催らしい”週末で「あぁ、福島競馬が帰ってきたなぁ」と実感することが出来ました。

　入場人員数も一昨年より上回り、土日で3万人を超えました。地元の競馬ファンはもちろん、県外から駆け付けた方も多くいたようです(^^)。日曜日の4レースでは、南相馬市出身の木幡騎手が勝ち、これも地元ファンや福島を応援するファンに活気を送れましたね(*^v^*)。木幡騎手自身、ご実家が震災の際に津波で浸水。原発から20キロ圏内のため警戒区域に指定され、ご家族は今も仮設住宅で過ごされているそうです。

　福島は相馬野馬追を始め、馬事文化の根付く土地。馬を愛し、支える方がたくさんいらっしゃいます。そんなみなさまの頑張りや協力を得て、福島競馬が再開しました。

　福島巧者の馬もいますよね。そんな馬たちにとっても、待ちに待った開催になります。今週も向こう正面に見える桜の開花具合を楽しみながら、福島競馬に注目、楽しみたいと思います(^0^)！

　今週は牡馬のクラシック一冠目、皐月賞が行われます。注目はワールドエース。昨年の三冠馬・オルフェーヴルを送り出した池江厩舎がに2年連続でのクラシック制覇に臨みます。昨年暮れの阪神でデビューから若駒Sのローテーションは父ディープインパクトと同じ。若駒Sでは辛くも2着に敗しましたが、中一週でのきさらぎ賞を快勝、前走の若葉Sでは、後方から一気の脚で魅了しました。ここでコーナー4つの競馬をクリアーし、初めての中山に向けた試走にもなりましたね。

　馬券はこの馬からのワイド一点。中山が得意そうなコスモオオゾラを相手に選びます！