先週日曜日、京都競馬場で行われた天皇賞・春は、圧倒的な人気に推されたオルフェーヴルがまさかの敗退で幕を閉じました。再審査の影響はあるだろうか、とレース前に考えはしましたが、そんなものはレース後には露と消えるものだとも思っていました。

　それが、まさかの惨敗。11着。大逃げを打ったゴールデンハインドの2番手のビートブラックが早めに抜け出し、GI初制覇。石橋修騎手は京都競馬場での初勝利がGI、しかも14番人気での勝利という快挙を成し遂げました。

　後続の馬にとって厳しい展開もあったでしょうか？　それでも、トーセンジョーダンやウインバリアシオン、ギュスターヴクライは掲示板に載っていますし…。

　いいスタートは切ったものの、今回はやはり後ろのポジションで落ち着けてレースを運んだオルフェーヴル。16番手というポジションや展開、3、4コーナーで外を回ったこと、調子など原因はいくつも考えられますが、これがスランプの入り口でないことを願います。

　それにしても、この馬は人の興味を逸らせない、不思議な魅力のある馬ですね。ハラハラしながらも応援してしまう。まるで青春ドラマの主人公の様です(笑)。次走は宝塚記念の予定の様です。そして、凱旋門賞も登録はされました。それまでに牧場でじっくりと戦う意欲と調子を取り戻してほしいですね！

　そして…同じく日曜日、香港で行われたクイーンエリザベスII世カップでは、ルーラーシップがGI制覇!!!　内目3番手を追走し、直線で前がスッと開いた時は「内が開いた!!!」と大興奮しました(>▽<)!!!　2着サムザップに3馬身以上の差をつけた、力強い手応えでした!!!

　それにしても…このレース、今まで3度ほど現地に赴いているのですが、なぜ今回は行っていなかったのか…。馬が勝つことが難しいのと同様、日本馬の海外レース勝利をライブ観戦出来る運もなかな巡ってこないものですね…。来年は行けますように。そして日本馬が勝利するところを見たいなぁ。

　今週はNHKマイルC。実は私はこのGIが一番好きなんです。初めてこのレースを見たときの勝ち馬・キングカメハメハが力強い走りでターフを駆け抜け、その後ダービーを制したことから印象深いレースになり、その後牝馬が制したり、人気薄が制したり、この距離のスペシャリストとして名を馳せる馬が出たり、毎年バラエティーに富んでいて楽しめるレースです。

　今年注目するのはジャスタウェイ。ニュージーランドトロフィーは回避しましたが、その後は順調に回復している様子。3か月ぶりとなりますが、問題ないはず。左回りは慣れているし、鞍上の福永騎手とのコンビでは連を外しておらず、さらに、それがすべてマイル戦でのこと。

　枠も7枠と、いいところに入りましたから、この馬の複勝で勝負します！

(この馬のお気に入りポイント…最近面白いなと思っているアニメ「銀魂」の中のキャラクター、ジャスタウェイから由来しているそうで、ますます応援に力が入ります(^O^))