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函館の路面電車

  • 2012年06月29日(金) 18時00分
 先週で今年の函館開催の前半が終了しまして、今週から後半、あと3週しかないんですね。毎年北海道開催、特に函館開催を楽しみにしている私にとっては大打撃です。

電停で足湯が楽しめます

電停で足湯が楽しめます

 今年は一度しか行けそうにないので、函館の町をのんびりお散歩してきましたよ(^_^)。

 今回は宿を湯の川にある温泉宿にしました! 湯の川の電停には足湯があるんですよ。

 その電停から路面電車に乗ろうと思っていたのですが…、目の前で電車が発車するというコントの様な場面が(X_X)。あの長閑な電車に乗って競馬場へ行くのがとても楽しいのですが、今回は徒歩で向かうことに。

 テクテク歩いて行くと、競馬場の手前に路面電車の車庫がありました! 可愛らしいフォルムの路面電車ですから、幾つか集まって収まっている様は、何だか玩具箱の様でしたよ。

路面電車の車庫"

路面電車の車庫

 この函館の市街電車ですが、もともとは「馬車鉄道」(鉄道馬車と記されているものもある)だったんだそうです。明治30年12月(これも文献により、31、32年とズレがある)に開業され、それまで荷や人を運ぶのは人力車が主流でしたが、そこから2頭の馬が引く馬車鉄道へとトレンドが変わしました。

 大正2年に現在の市街電車へと姿を変えますが、最盛期の明治39年には一日に11000人もの乗車があったそうです。長閑な函館の町。馬車鉄道から見る景色はどんなだったろう、と想いを馳せます。

馬車鉄道

馬車鉄道

 函館競馬場が開場されたのが1896年(明治29年)。函館競馬場の方が一年先輩です。馬車鉄道は、函館に集まる競馬ファンを沢山競馬場へ運んでくれたんだろうな。夏開催の間だけでも馬車鉄道が復活! なんて企画があったらいいのに。なんてことを思いながら、函館の町を後にしましたよ(^ー^)

 さて! 先週はオルフェーヴルの復活劇に沸いた宝塚記念。疑ってゴメンよ…。やっぱり強かったのね。やっぱりアナタって、いつもみんなをハラハラさせるのね。

 今週の重賞はどちらもハンデ戦。ハンデ戦…苦手(@□@)なのですが…ラジオNIKKEI賞の注目はサンレイレーザー。前走は好位につけられた事も功を奏しましたが、折り合いの心配がありながらも大負けはしない馬。複勝で勝負します!

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1979年11月22日生まれ、大阪府出身。フリーキャスター・リポーター。 グリーンチャンネル「先週の結果分析」ではキャスターとして、また「中央競馬中継EAST」ではパドックアナウンサーとして出演している。

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