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クラスターC

  • 2012年08月13日(月) 18時00分
 昨年の夏は佐賀のサマーチャンピオンに出走して重賞初制覇を果たしたセレスハントだが、今年は1200メートルのこちらを使ってきた。前々走北海道スプリントCでは、久々に岩田康誠騎手の手綱で外枠からの発走ながら、3〜4コーナーでうまく内に潜り込んで直線ラチ沿いから抜けて突き放した。好不調の波はあるものの、ほかにダートグレードを勝っている馬が近走不振のサマーウインドしかいないというメンバーなら負けられないところ。

 相手には、前走北海道スプリントCでセレスハントの2着だったタイセイレジェンド。ダートの短距離では崩れることが少なく、特に1200メートル戦は3戦して3、1、2着。北海道スプリントCはセレスハントと1キロ差だったのが、今回は別定で2キロ差に広がるだけに逆転の可能性も。

 スターボードはJRAでは準オープン勝ちまでだが、船橋に移籍して東京スプリントでセイクリムズンにコンマ4秒差の3着と好走。このときは同斤量でセレスハント(4着)に先着しているだけに、2キロ軽くなる今回もチャンスは十分だ。

 JpnI勝ちのあるサマーウインドは、グレード別定のここでは60キロを背負わされる。一昨年のJBCスプリント以降勝ち星に見放されているが、どこかで復活のきっかけをつかんでほしいところ。

 アイルラヴァゲインは、ダートではオープン勝ちがあるものの、重賞では3度の5着が最高という成績。ここでも連下争いまで。

 トーセンクロスも、スターボードと同じくJRAでは準オープン勝ちまで。この馬も1200メートル以下で力を発揮する。

◎02.セレスハント
○01.タイセイレジェンド
▲07.スターボード
△03.サマーウインド
△12.アイルラヴァゲイン
△06.トーセンクロス

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1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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