夏が過ぎゆくころには、井上陽水さんの「少年時代」が頭に流れます。が、「夏が過ぎ〜風あざみ〜誰のあこがれにさまよう〜」という歌詞冒頭から、意味をきちんと把握できないまま32歳の夏も終わりそうです( ̄▽ ̄*)。あの曲、日本人の大多数の郷愁を誘う割には“雰囲気もん”ですよね(・□・)?
先週末は、またまた札幌遠征! 今年の北海道開催への遠征は、これでお終い。私の夏が終わったなぁ、と世間よりも早く夏を振り返っています。
札幌競馬場はこの後改修工事に入りますが、JRAのサイトには“スタンドの改築・付帯施設の工事を2012年10月から2014年6月の期間で行いますのでお知らせいたします”とあります。付帯施設って何でしょうねぇ! 再来年が楽しみだな。
ヒーロー列伝コレクション
前回のこのコラムで騎手のポスターをご紹介しましたが、それらが貼られた壁の向こう側には「ヒーロー列伝コレクション」なる、名馬たちのポスターが貼られていました!
こちらにもキャッチフレーズが付けられていて、見たことのない馬でも、そこに書かれた内容が目に飛び込んでくるようで興味をひきます。このシリーズは1981年に制作されたハイセイコーから、昨年作られたオルフェーヴルまで72枚あります。詳しくはJRAのサイトをご覧くださいね。
私は58枚目のキングカメハメハから実際に競馬を楽しんでいます。そんなキンカメのキャッチフレーズは「大王、降臨」。…え、ほんまにそれでえぇと思いましたん? ダイレクトすぎやしません? もうちょっとねぇ…ほら、捻ったキャッチコピーを…。
スーパークリークは「逆指名!」
そして、スーパークリークの「逆指名」。え、何? これは意味すら分からない…と思い近寄ってポスターに書かれた文章を読んでみたら、武豊騎手が菊花賞の騎乗をどの馬にしようか決めあぐねていたところ、最後に見に行ったスーパークリークが袖をぐいぐいと引っ張り、まるで「自分に乗りなよ」と言っているようだったんだそうです。
それで、逆指名! その結果、武豊騎手は史上最年少でのGI初勝利をこの馬にプレゼントされ、翌年の天皇賞・秋ではオグリキャップ、イナリワンとの激闘を制しています。
“人の心を捕える”ことも名馬の条件だと思います。こんな風に想い出を読んでもすごい馬だな、キャラクターに魅かれるなと思えるヒーロー列伝のポスター。どこかで見掛けたら、キャッチコピーやエピソードを一読してみてくださいね(*^-^*)。
馬券的中で乾杯を!
さぁ、いよいよ札幌はラストウィーク! 狙うは札幌2歳S。注目はラウンドワールド。前回はオープンのコスモス賞を勝っていて、他馬にリードを広げている感あり。ただ、小柄なのに馬体重がデビューから減り続けているので、当日の減りが2桁いくようなら心配です。プラス体重なら単複で勝負します。
儲かったら、札幌で買ってきたアイスワインで乾杯しようかな(*^v^*)。