最近になって知ったハリーポッター・スタジオツアー(ワーナーブラザーズ・スタジオツアー・ロンドン)。みなさまご存知、映画「ハリーポッター」の撮影が実際に行われたスタジオセットを見学できるという、まさに夢のような? 魔法のような? お話。
場所はロンドンから北西に約30キロ、東京ドーム約17個分の敷地を有するリーブスデン・スタジオの一角に新たに作られた建物です。見学ツアーでは映画セットはもちろん、全作で使われたコスチュームや小道具も見られるようです。私もこのシリーズは大人ながらにワクワクさせられるものがあり大好きです。第1作目は今から11年前の2001年。11年前と言えば、主役のダニエル・ラドクリフは12歳の年。昨年のシリーズ完結作まで主要キャストを同人物で貫いたのも、この映画のすごいところです。当初の制服、最終章とは大きさも違うんだろうなぁ…(゜ー゜)
画面の中でしか観られないと思っていたものを実際に見て体験ができるというのは、とても貴重なこと。
3〜5歳の子供を対象とした職業体験施設「キッザニア」なるものをご存知でしょうか? 日本では2006年に東京、2009年に兵庫にオープンしており、およそ80種の主要職業を体験することができます(飛行機やテレビ局などメジャーな物から、おしごと相談所や裁判所まであります!)。“主要な”とは言え、対象は3歳からですから、キッザニアで初めて出会う職業もあるでしょう。
“働く”という言葉の響き。自分で職業もすることも決めるという責任感、本格的なコスチューム、対価として貰うお給料(キッザニア内で貯めたり使ったりできます)、達成する事で芽生える責任感など…うまいこと考えたなぁ、と出現当時に「やられた〜」と感じた施設です。
競馬も、見学ツアーがあったり、牧場の就職説明会はありますが、もっともっと小さな子供のころから“夢の種”を蒔き、芽が出て花が咲くのを待つという方向も考えてもいいのではないでしょうか?
いいことは真似でいいんです。内馬場や空いているスペースで騎手やトレーニングセンターでの仕事、牧場での育成など(はたまた競馬ファンの真似ごとも?)。シミュレーションできて、それを保護者も楽しむ事ができれば、観光施設にまで発展…とまではかずとも、競馬場に新たな手持ちカードに加わるのでは!?
競馬ファンを大人世代から増やす活動も大切ですが、子供のころから競馬をもっと身近に寄せておく活動も大事かなと思います。
さて今週から秋競馬。開催は中山と阪神に戻ってきます。セントウルステークスでは、安田厩舎の2頭が気になりますが、カレンチャンは春以来になりますから・・・本命はロードカナロア!この馬を軸に、カレンチャン、エーシンヴァーゴウ、スギノエンデバー、エーシンホワイティ、エピセアローム、マジンプロスパーに流す3連複で勝負したいと思います!