機運は、オルフェーヴルに味方しました。
競馬の中長距離路線・世界最高峰の称号を競うGI、凱旋門賞。いよいよ、今週末7日に迫りましたが、直前で出走メンバーがバタバタと入れ替わりを見せました。
今年の愛GIチャンピオンステークス勝ち馬であり、10〜11年エリザベス女王杯連覇するなど日本でもその強さを見せたスノーフェアリーが故障で回避。
そして最大のライバル、昨年のこのレースの覇者で連覇を目指していたデインドリームは、所属競馬場から伝染性貧血の馬が確認され、このドイツ・ケルン競馬場にあるすべての施設からの馬の出入りが3か月間禁止されることによる出走回避。 感染発覚前にはデインドリームはオルフェ―ヴルと並んだ1番人気に支持されていただけに、手強い相手が減ったことになります。
ハプニングを手放しで喜ぶのはもちろん不謹慎ですし、近隣の国で起こった伝染性貧血の影響がレース後の“帰路につける期間”に響く可能性もあるということですよね。帰国後のローテーションに余裕がなくなる、その心配は残ります。
そして、フォワ賞を勝ったとはいえ、依然残るアウェーの心配。最近の現地の天候は、日に1度は雨がぱらつく湿気のある状態らしく、湿った馬場はオルフェ―ヴルに味方するだろう、という声を聞きました。
日本馬の悲願、凱旋門賞を勝つことができるか。2着2回。これまでの日本馬の最高着順の壁を突き破ることができるか。 登録馬は、帯同馬のアヴェンティーノも入り、18頭と出揃いました! オルフェ―ヴルと、英&愛ダービー馬キャメロットが並んで一番人気です。
スピードを活かす新たな蹄鉄を使用すると聞いています。装備も万端に、日本の五冠馬の力を出しきる競馬をしてきてください。一番大事なのはレースの中の機運。どうかオルフェ―ヴルに勝利の女神が微笑みますようにp(^^)q!
日本の競馬では、毎日王冠のトーセンレーヴ、京都大賞典のギュスターヴクライに注目! 昨年の来日の際に初めてオープン勝ちした縁起のいいコンビ(ピンナ騎手)に、先週大活躍の岩田騎手! 人馬共にそれぞれ注目しています(o^v^o)。