スマートフォン版へ

機運上昇、オルフェーヴル凱旋門賞へ!

  • 2012年10月05日(金) 18時00分
 機運は、オルフェーヴルに味方しました。

 競馬の中長距離路線・世界最高峰の称号を競うGI、凱旋門賞。いよいよ、今週末7日に迫りましたが、直前で出走メンバーがバタバタと入れ替わりを見せました。

 今年の愛GIチャンピオンステークス勝ち馬であり、10〜11年エリザベス女王杯連覇するなど日本でもその強さを見せたスノーフェアリーが故障で回避。

 そして最大のライバル、昨年のこのレースの覇者で連覇を目指していたデインドリームは、所属競馬場から伝染性貧血の馬が確認され、このドイツ・ケルン競馬場にあるすべての施設からの馬の出入りが3か月間禁止されることによる出走回避。 感染発覚前にはデインドリームはオルフェ―ヴルと並んだ1番人気に支持されていただけに、手強い相手が減ったことになります。

 ハプニングを手放しで喜ぶのはもちろん不謹慎ですし、近隣の国で起こった伝染性貧血の影響がレース後の“帰路につける期間”に響く可能性もあるということですよね。帰国後のローテーションに余裕がなくなる、その心配は残ります。

 そして、フォワ賞を勝ったとはいえ、依然残るアウェーの心配。最近の現地の天候は、日に1度は雨がぱらつく湿気のある状態らしく、湿った馬場はオルフェ―ヴルに味方するだろう、という声を聞きました。

 日本馬の悲願、凱旋門賞を勝つことができるか。2着2回。これまでの日本馬の最高着順の壁を突き破ることができるか。 登録馬は、帯同馬のアヴェンティーノも入り、18頭と出揃いました! オルフェ―ヴルと、英&愛ダービー馬キャメロットが並んで一番人気です。

 スピードを活かす新たな蹄鉄を使用すると聞いています。装備も万端に、日本の五冠馬の力を出しきる競馬をしてきてください。一番大事なのはレースの中の機運。どうかオルフェ―ヴルに勝利の女神が微笑みますようにp(^^)q!

 日本の競馬では、毎日王冠のトーセンレーヴ、京都大賞典のギュスターヴクライに注目! 昨年の来日の際に初めてオープン勝ちした縁起のいいコンビ(ピンナ騎手)に、先週大活躍の岩田騎手! 人馬共にそれぞれ注目しています(o^v^o)。

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

1979年11月22日生まれ、大阪府出身。フリーキャスター・リポーター。 グリーンチャンネル「先週の結果分析」ではキャスターとして、また「中央競馬中継EAST」ではパドックアナウンサーとして出演している。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング