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引退騎手のみなさんの一陽来復に

  • 2012年12月21日(金) 18時00分
 先週末、日本では衆議院選挙が行われ、政権は自民党に戻り、株価や為替が急変動。今週には、朴槿恵氏が韓国で大統領となり、東アジア発の女性大統領が誕生しました。彼女のお父さんは朴正煕元大統領。韓国では父子二代に渡る大統領は初だそうです。尊敬している人物はエリザベス女王、モットーは「誠実に生きる」だそうで、これまでの権力に溺れがちな大統領の椅子をどこまでクリーンに保ち続けるのか、そして日韓関係の行く末も期待できそうです。

 競馬界では先週末で6名の騎手の引退が発表され、今年の引退騎手の数は21名に。因みに2011年は8名。2010年は21名。2009年は9名。2008年は5名。今年の引退騎手の数は2010年に並んだものの、それ以前のデータを見ても21名というのはかなり多いです。毎年入ってくる新人騎手は一桁ですから(来年は4名の予定)、年々減少していっていますね。

 減って困る人、増えて困る人がそれぞれいるでしょうから、この傾向について具体的な感想はまだ持っていないのですが、先週引退された騎手の皆さんは調教助手になられるとのことです。

 一陽来復。夜明け前の空は一番暗いと言います。飛び込む勇気と同様、辞める決断は相当なプレッシャーがかかります。

 今週の22日に冬至を迎え、暦上の季節は春に向かいますが、その翌日23日に日本全国に寒波がやってくるとのこと。今週栗東の追い切りでも雪が降っていましたが、それ以上の寒さがくるようです(降雪のある地区、また極寒の地区の方、気をつけてお過ごしくださいね!)。

 一面の雪景色は、すべてクリアーにしてしまったような真っ白になります。そして、その雪の下では春を迎える準備が着々と進んでいます。新しい未来を選んだ方々の一陽来復を楽しみにしたいですね。

 さて、今週は一年の締めくくり有馬記念。その翌日にも競馬があるのは締まり切らないなぁ、という気はしますが…。

 本命はルーラーシップ! 春に海外GIを制覇し、帰国後も調子をガタッと落とすことなく、また天皇賞・秋では体重プラス18キロでも好走。なんや、その安定感! 有馬記念も3年連続出走となります。一昨年はヴィくトワールピサの6着(でも0秒4差)。昨年はオルフェーヴルの4着(0秒2差)。出遅れの心配は残りますが、それでもこの馬の経験値に夢を託したいと思います!

 この馬を軸にエイシンフラッシュ、ダークシャドウ、ゴールドシップ、スカイディグニティまで流す三連複で勝負します!!

 今週は23日に小倉競馬場でイベントに参加致します! お近くの方、ぜひいらしてくださいね(*^-^*)お待ちしています。

【お知らせ】
2012年度の更新は今回で終了となります。2013年度は1月4日から更新いたします。

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1979年11月22日生まれ、大阪府出身。フリーキャスター・リポーター。 グリーンチャンネル「先週の結果分析」ではキャスターとして、また「中央競馬中継EAST」ではパドックアナウンサーとして出演している。

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