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「メイドイン地方」のパワーを、JRA戸崎騎手誕生!

  • 2013年02月08日(金) 18時00分
 今週は「気になるアノ人」たちの動向が発表されました!

 まずは5日にJRA競馬学校騎手課程29期生たち4名の卒業式が行われ、7日の平成25年度新規騎手試験合格発表で4名全員の合格が分かりました(^-^)。今の私は“試験を受ける”ことから遠ざかっているので、試練を乗り越えた若武者たちの晴れ晴れとした姿が眩です。

 そして、同じく7日に発表された戸崎圭太騎手のJAR騎手試験合格のニュース。待ちに待った「JRA・戸崎騎手」の誕生です。

 戸崎騎手は、3度目の挑戦でこの難関を突破されました。ほぼ毎日ある騎乗の合間での勉強は体力的にも困難なものに違いなかったと思います。先週末、安藤勝己騎手が引退したばかり。地方から移籍してきた騎手のパイオニア、安藤騎手の残した功績は数えきれないほど。きっと、安藤勝己騎手を追いかけて中央競馬を始めた競馬ファンだっているはずです。そんな競馬ファンたちのためにも、戸崎騎手には「メイドイン地方」の力強い追いを見せてほしいです(*^-^*)。

 そんな地方からもう御一方、福山競馬の岡田祥嗣騎手も試験に合格されました! 岡田騎手は41歳。すでに3月いっぱいで廃止が決まっている福山競馬から第二の人生を賭けての挑戦。岡田騎手は何と9回目の試験での合格となりました。所属競馬場の廃止で後が絶たれた今年、悲願であったJRAへの切符を手にいてれました。所属は高校の先輩でもある笹田厩舎になるそうです。

 このプロフィールを見ているだけで、昭和生れの人間はノックアウトされ、すでに応援する騎手にラインナップされますよね(笑)。

 以上の方々は3月1日付けでJRAの騎手免許を交付されます。努力の人は報われる。そんな「根性物語」を感じさせる騎乗を見せてほしいです!

 さぁ、今週はクラシックに駒を進めたい馬達の登竜門、共同通信杯! 注目はゴットフリート。前回の朝日杯FSでは初めて土がついたものの、痛恨の出遅れがあったから。ロゴタイプ、コディーノの3着まで押し上げたのは見事でした。ここでも実力は上位とみます(^-^)!

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1979年11月22日生まれ、大阪府出身。フリーキャスター・リポーター。 グリーンチャンネル「先週の結果分析」ではキャスターとして、また「中央競馬中継EAST」ではパドックアナウンサーとして出演している。

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