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中央勢優位だが予想は難解/兵庫ジュニアGP

  • 2015年11月24日(火) 18時00分


◆母のきょうだいにダートグレード勝ち馬

 中央4頭のうちダート経験があるのはサウンドスカイ1頭だけで、しかも4頭ともが4戦ないしは5戦して2勝という同じような成績。それでいきなり地方の小回りのダートとなると、何やら雲をつかむような予想にしかならない感じはする。

 中でももっとも高いパフォーマンスを示したのが、京王杯2歳Sで6着のオデュッセウスだろうか。6着とはいえ勝ち馬からはコンマ3秒差。しかも2着争いは大接戦で、2着馬とはコンマ1秒差。展開ひとつでどうにでもなった着順だ。母のきょうだいにランフォルセ、ノーザンリバーというダートグレード勝ち馬がいるという血統的な期待もある。

 対抗には、中央で唯一ダート経験のあるサウンドスカイ。芝で2戦負けたあと、ダートで2連勝。前走は500万特別だが、直線で外に持ち出して突き抜けた末脚は圧巻だった。園田の短い直線でどこから仕掛けるかというのもポイントになりそう。

 コウエイテンマは、勝ったフェニックス賞、5着だった小倉2歳Sとも、芝1200m戦で1分9秒台というスピードを見せているが、父カジノドライヴ、母父ミルジョージという血統は、いかにもダートが合いそう。

 地方勢で重賞勝ちがあるのは地元のマイタイザンだけ。デビューから土付かずの4連勝。前走も危なげない勝ち方だっただけに、地元の期待は大きい。しかし中央の2勝馬4頭の中に入ってマイペースでレースが進められるとは考えづらく、厳しい評価だが△まで。

 中央のもう1頭、マシェリガールは押し出される形での△。前走しんがり負けからの巻き返しというのもどうだろう。

 今年は例年以上にレベルが高い北海道の2歳戦線で、ナイスヴィグラスは常に3着以内を確保。前走川崎は初めての輸送で初めての左回り。今回は門別と同じ右回りで、環境の変化に戸惑わなければ見せ場はあるかもしれない。

◎オデュッセウス
○サウンドスカイ
▲コウエイテンマ
△マイタイザン
△マシェリガール
△ナイスヴィグラス

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1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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