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【特別企画】小崎綾也騎手『新年の決意 ―いつも応援してくださるファンの皆様へ 』

  • 2016年01月06日(水) 18時00分
いつも応援してくださるファンの皆様へ


今月のSPゲスト小崎綾也騎手から、「いつも応援してくださるファンの皆様へ」の感謝と決意のメッセージ。昨年経験した大怪我。長期間競馬に乗れないのは、騎手にとってとても辛いこと。どんどん活躍していく同期の姿を見ることも、悔しかったはずです。しかし、休養中も時間を無駄にしたくないと、普段なかなかできないことにチャレンジしたと言います。試練を乗り越え、また一歩成長した小崎騎手。気持ち新たに新年への決意を語ります!

いつも応援してくださるファンの皆様へ



 netkeibaの読者のみなさん、こんにちは。栗東・村山厩舎所属の小崎綾也です。いつも競馬を盛り上げてくださって、ありがとうございます! 僕たちが騎手として頑張れるのも、ファンのみなさんのおかげです。本当に感謝しています。

 2016年、僕は騎手として3年目を迎えました。昨年は4月12日の福島9Rで落馬し、左下腿骨を骨折。1年目に新人賞を獲れなかった悔しさもあり、「絶対に飛躍してみせる!」という高い志を胸に臨んだ年だったので、たった4カ月で休養を余儀なくされたことに、自分が心底情けなくなりました。もう本当に悔しくて、それ以上に情けなくて…。厳しい現実を前に、しばらく立ち直ることができませんでした。

 しかし、ファンの方々からのお手紙をはじめ、たくさんの方から激励をいただき、6月頃からようやく前を向けるようになりました。それからは、この休養期間を絶対に無駄にしないと心に誓い、リハビリやトレーニングに励みました。その結果、心身ともに休養前よりレベルアップできたと思いますし、また、海外競馬を視察するという貴重な経験もできました。

 なかでも、オーストラリアのメルボルンCを観に行ったことは、自分にとってとても刺激的な経験となりました。モチベーションが上がっただけではなく、意識そのものが変わり、ジョッキーとしての視野も広がったような気がします。日本のビッグレースももちろん勝ちたいですが、「日本だけに留まっていたくない!」と、大きな目標を見つけることができました。

 僕はいつか、世界のビッグレースを勝ちたいです。絶対に勝ちたいです! 当たり前ですが、今の未熟な僕では通用しませんし、そのためにはいくつもの段階を踏まなければいけません。だから、5年に延びた減量期間は、未来への貴重な準備期間だと思っています。今しかできないことに挑戦し、目標を見失うことなく努力を積み重ねれば、僕だっていつか、トップに立てる可能性は絶対あります!

 騎手という職業は本当に奥が深く、レースに乗れば乗るほどハマっていく職業です。これからもっともっとその素晴らしさを感じることができるかと思うと、本当にワクワクします。僕は、騎手である限り、どこまででも巧くなりたい。そこにゴールがないからこそ、やり甲斐があると思っています。そして、支えてくださっているすべての方々はもちろん、馬への感謝の気持ちを忘れずに、一戦一戦を大事に騎乗していきたいと思っています。

 みなさん、これからも小崎綾也をよろしくお願いします。そして、これからの小崎綾也に大いに期待してください!

JRAジョッキー 小崎綾也

元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!

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