堅く収まるか、荒れるかの分かれ目
中山金杯の特別登録が出てちょっと驚いた。フルゲート17頭に対して登録15頭。ハンデGIIIで誰でも出走できそうなレースのわりに馬が集まらなかった。
登録15頭ということは、当たり前だが出走馬はマックスで15頭。誰かが欠ければ14頭以下ということになる。それが堅く収まるか、荒れるかの分かれ目になるかもしれない。
東西の金杯が「中山金杯」「京都金杯」となったのは1996年。それ以降の中山金杯で、出走頭数が14頭以下だったことは3回しかない。
ひとつは昨年(というか、原稿を書いている時点では今年=2016年)で、14頭立て。結果は3,5,1番人気。00年は13頭立てで4,2,1番人気。99年は12頭立てで1,2,8番人気。3番人気以内から2頭が馬券に絡み、1頭以外はすべて5番人気以内だ。
15頭は2回。06年が7,6,9番人気の決着。05年は1,6,8番人気。後者は勝ち馬クラフトワークこそ人気だったが、2回合わせてのべ6頭中5頭が6番人気以下と、14頭立て以下のときとは対照的だ。
16頭立てで堅かった年もあるので多い=荒れるとは言えないが、少ない→紛れない→堅いはありそうな話。最終的にどんな頭数になるか注目したい。
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