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リピーター予想はどの程度正しい?/エリザベス女王杯

  • 2018年11月06日(火) 12時00分

GI出走馬はよく馬券に絡むが…


 今週のエリザベス女王杯には昨年の優勝馬モズカッチャンが出走。おそらく人気にもなるだろう。このようなケースで悩むのが、リピーター予想の是非だ。同じレースを勝っているのだから適性はあるはずだが、一方で前年勝っているゆえに過小人気にはなりにくい。それでも買ってよいのかどうか、という話だ。

 そこで、芝の古馬GIを優勝した馬が翌年の同じレースに出走した場合の成績がどの程度のものか、ある程度以上回数を消化しているGIについて調べてみた。同じレースを複数回勝っている馬については、それぞれを起点として複数回カウントする。

※データは1986年以降、昇格してGIになったレースは昇格後のみを対象とする。開催時期やコースの変更は無視する。エリザベス女王杯については古馬開放後のみ。リスト掲載順は牝馬GI→距離順。

データ

 ヴィルシーナのヴィクトリアマイル(2014年)が効いて回収率が高くなっているが、それを除くと回収率は単68%・複87%。レースによってかなりムラはあるが、全体的に見て「よく馬券には絡むが連覇はイメージ以上に難しい」という感じで、買うにしてもアタマ付けというよりは3連複の対象にするのが無難だろう。牝馬GIふたつで合計した複勝率は57.9%なので、切ってしまうのはちょっと怖い。

 ただ、仮に勝ち切れないとしたら、当たり前の話だが他の馬が勝つ=今年の場合は2番人気以下が勝つということになる。そうすると馬単・3連単の配当はそれなりに望めるということにもなってくる。

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登録済

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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