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アップトゥデイトと中山大障害に挑む白浜騎手を直撃!

  • 2018年12月11日(火) 20時00分
職人

アップトゥデイトと中山大障害に挑む白浜騎手に意気込みを聞いてきました!


香港競馬もあり話題が盛り沢山だった先週の競馬


 2歳女王決定戦を制したのはダノンファンタジー号でした。おめでとうございます。中内田厩舎は、昨年ダノンプレミアムで朝日杯FSを勝利し、ダノンの冠名で今年も2歳GIを勝利。

 今週も外国人騎手C.デムーロ騎手がGIを勝利。先週はM.デムーロ騎手がGIを制覇し、9週連続で外国人騎手がGIレースを制覇。

職人

阪神JFを制したダノンファンタジー


 岩田騎手にどうして外国人騎手は、強い勝ち方するんですか?と質問しました。

岩田 そりゃあ強い馬に乗ってるからやろ。折り合いをつけるのが上手いね。手綱さばきも微妙な調整で馬の動きの邪魔をしない。ヨーロッパの競馬は、厳しいから上手くなるんだろうね。

常石 ヨーロッパの競馬は知りませんが、乗馬でドイツへ行ったとき3歳の子供がポニーに乗って、その後手入れも自分でしているのを見てびっくりしました。自宅のそばに厩舎があり生活を共にしていました。日本で犬や猫などのペットを飼う感覚ですね。乗馬の馬も素晴らしい馬です。本場って感じでしたね。

 そういえば、C.デムーロ騎手も5歳で木馬に乗り8歳からポニーに乗っていたと言っていましたね。技術だけではなく感覚で覚えているんでしょうね。モレイラ騎手も土曜日4連勝2着2回だったでしょう。まずは、モレイラ騎手から流して馬券攻略です。

 日本人騎手とか外国人騎手とか区別することがおかしいのかもしれませんね。残りのGIレースは、区別することなく馬をしっかりチェックし調教やパドックの動きなど参考にし馬券の作戦を立てることにします。

 先週は、香港競馬もあり話題盛り沢山で見応えがありました。リスグラシューはもう一押し。悔しかったですね。でも力があり強いことが証明されましたね。

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 新規調教師免許試験では6名が合格し、長谷川浩大元騎手は35歳で難関突破。すごいなーと楽しみにしています。新谷元さんは長谷川元騎手と同い年、吉岡辰弥さんはそのひとつ下です。みんな若いのに凄い頑張りです。僕も麻痺があるとか記憶が悪いなんて言ってられないなあ。強い自分に立て直していきたいと刺激をいっぱい受けました。

 11/11の京都6Rで落馬で肋骨4本も骨折していた和田騎手も、12/8の阪神競馬場で復帰。痛みもないし家族で温泉などに行きゆっくり治療したのでもう大丈夫と話していたのでよかった。やっぱり肉体も精神力も強い。

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12/8の阪神競馬で復帰した和田騎手


 幸騎手は12/2の阪神競馬場で、幸スマイルを見せてくれました。手術も成功しリハビリに専念するといっていました。写真撮ってもいいですか?と聞くと、「いいよ」と快く受けてくれました。皆さんに幸スマイルをお届けすることができます。

職人

手術も成功しリハビリ中の幸騎手


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 12月に入りぐんと寒くなり、GIも残り朝日杯・中山大障害・有馬記念と気が抜けないレースばかりですね。

 さて今週は、中山大障害をアップトゥデイトで挑戦する白浜騎手に意気込みを聞いてきました。

職人

中山大障害に出走予定のアップトゥデイト


常石 よろしくお願いします。

白浜 こちらこそよろしくお願いします。

常石 先に写真いいですか?

白浜 これでいいかな?カッコよく撮ってくださいよ(笑)。

常石 上手く撮れましたよ(笑)。雄造は、かっこいいからな。僕の腕でもいいショットが取れたわ。今日は、おかんのカメラマンがいないから頑張らんとな。

白浜 大丈夫ですよ。カッコよく撮っていただいてありがとうございます。

常石 アップトゥデイトの感触は、どうですか?

白浜 オジュウチョウサンがいないからトップになれるように頑張ります。跳びは上手い馬なので楽しみです。前日にスクーリングしてアップに障害競走だということを教えます。なぜ必要かと言うと、馬は一度下見をすることで自信を持ってくれます。賢い馬だから覚えていますね。林騎手がしっかり教えてくれてこの馬の跳びのリズムができ、いい関係を築いていますね。僕もそれを壊さない様に乗っていきます。

常石 以前に乗ったことあるんですね。

白浜 林さんが落馬したとき乗せていただきました。林騎手引退後、僕に乗せてくださると聞きうれしかったです。仕上げは、きっちり佐々木助手がやってくれているので心配ないです。

 いつもこのパターンでレースに臨んでいます。林騎手が出した結果を無駄にしない様にして、自分の競馬をしたいと思います。アップのリズムを崩さない様に自分のリズムも合わせ守りながら飛越することが大事です。飛びが雑にならない様に攻めていきたいと思っています。オジュウチョウサンに変わる強い馬も出走してくると思うが、この馬のリズムを乱されない様に逃げてレース運びをしたいです。

常石 経験が豊富だからどんなレースでもできる馬ですね。馬体も引き締まって後脚の筋肉も盛り上がっていましたね。

白浜 元気な馬ですよ。楽しみです。頑張ります。

常石 阪神ジャンプSもこの馬で勝ってるから相性も抜群ですね。

白浜 ジャンプは相性も必要ですよね。

常石 馬の癖がよくわかっていると飛ぶタイミングいいからね。大事なことですよ。

白浜 さっきも言ったけど飛びが上手いから安心して乗れます。

常石 ウイナーズサークルで待ってるわ。

白浜 中山へ来られるんですか?

常石 ちょっと無理かな?阪神のウイナーズサークルで待つわ(笑)。

白浜 お願いします(笑)。

常石 そういえば、2005年に中山大障害を制したテイエムドラゴンは強かったね。

白浜 あの馬も強かったですね。今度はアップで頑張ります。

常石 ありがとうございました。またアップと臨む大障害のお話、教えてくださいね。

 白浜騎手はとっても好青年で優しい性格の持ち主です。僕の落馬の時も病院に何度も見舞いに来てくれ電気が点滅するクリスマススタンドをプレゼントしてくれて癒されました。言うの忘れたけど毎年クリスマスには、点滅してるでーありがと!

 つねかつこと常石勝義でした。

常石勝義
1977年8月2日生まれ、大阪府出身。96年3月にJRAで騎手デビュー。「花の12期生」福永祐一、和田竜二らが同期。同月10日タニノレセプションで初勝利を挙げ、デビュー5か月で12勝をマーク。しかし同年8月の落馬事故で意識不明に。その後奇跡的な回復で復帰し、03年には中山GJでGI制覇(ビッグテースト)。 04年8月28日の豊国JS(小倉)で再び落馬。復帰を目指してリハビリを行っていたが、07年2月28日付で引退。現在は栗東トレセンを中心に取材活動を行っているほか、えふえむ草津(785MHz)の『常石勝義のお馬塾』(毎週金曜日17:30〜)に出演中。

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