東京開催も京都同様、2月23日以来の開催。京都と違うのは2月の冬開催でも東京は好時計が出ていた点。JRAホームページでも「芝の生育は全体的に良好」と紹介されている。

　土曜は、芝競走は5鞍施行。勝ち馬の最終4コーナーの位置は「6番手、7番手、8番手、1番手、1番手」。未勝利戦3鞍はいずれも差しが決まったが、特別競走2鞍はいずれも逃げ切り。9R・新緑賞(芝2300m)はスローに落とした5番人気ブラックマジックが自身の上がり3F34秒0でまとめて逃げ切り勝ち。

　10R・府中特別(芝1400m)は1番人気アビームが1分20秒2の好時計勝ち。2月の冬開催がDコース、そして今開催はAコースを使用。前開催は柵で保護されていた内9m部分(決して幅は狭くはないが…)は当然ながら芝状態も良く、逃げ＆先行馬にとっては走りやすい芝状態といっていい。

　フローラSは飛ばす馬が見当たらないメンバー構成。前で運べる馬にとってはやはり有利な芝状態といっていい。人気馬では過去2戦、前で運んでいるスカイグルーヴには絶好の舞台設定かもしれない。