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【アルゼンチン共和国杯予想】 妙味抜群の穴馬発見!! でも、スベらない軸馬選びを最優先!!/第4回

  • 2020年11月04日(水) 18時00分
天皇賞(秋)はクロノジェネシスーアーモンドアイの2頭軸でハズしたものの、軸選びに関してはいまだスベり知らずの当コーナー。「軸選びさえ間違えなければ、あとはなんとかなる!」と信じ、今週もアルゼンチン共和国杯の「儲かる軸馬」を探します!
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング 編集K3)

回収率よりも馬券に活かせる「妙味度」で、総合112.3をマークした馬とは!?


編集K3(以下、K3) 先週のポイントは以下の3点でした。

・「儲かる軸馬」はクロノジェネシス
・アーモンドアイが単勝1.6倍以下なら2頭軸流し
・ヒモはウインブライト、ダノンプレミアム、スカーレットカラーの3頭

 惜しかったですね。

K3 残り200mでは絶対に当たったと思ったんですけどね……。でも、軸が3着内に好走していると惜しいと思えるので、精神的には全然凹んでいません。

 それはいいことですよ。連敗に耐えられなくなってルールをコロコロ変えるのが一番良くないですからね。

K3 今のところ毎回「儲かる軸馬」が馬券に絡んでいますが、軸選びに使っている「妙味度」ってかなり便利ですね。どういう発想で作ったんですか?

 一般的な評価手法にはいくつか問題点があったので、それらを補正して馬券に活かせるデータを作りたいと思ったんです。

K3 一般的な評価手法の問題点とは具体的にどのようなことですか?

 例えば、勝利数や勝率で評価すると、出走数や出走馬の人気に大きく左右されますよね。

K3 だいたいリーディング上位になりますよね。なので、そうならないように回収率を見ますよね。

 はい、長期的な馬券収支をいかに向上させるかという観点では、回収率による評価は重要です。でも「回収率による評価」にも問題点があるんです。人気薄馬の成績に大きく左右されるからです。例えば、100回出走して、そのうちの1回だけしか勝利しなかったとしても、そのときの単勝オッズが100倍を超えていたとするとトータルの回収率は100%を超えることになります。

 逆に、もしその単勝100倍超えの馬券が的中していなかったとすると、回収率は0%になってしまいます。このように、たったひとつの馬券が的中するか否かによって、回収率が大きく変化してしまうことになるんです。なので、「妙味度」では人気薄馬の成績(特に激走)に大きく左右されないように「均等払い戻し」で購入した場合の複勝回収率をベースにしています。

K3 確かに「均等払い戻し」なら、たまたまの激走で過大評価されることがないですね。

 あと、データを分析する場合、過去5年のように一定期間で集計しますが、騎手・種牡馬・厩舎のように馬券購入者に注目されやすい予想ファクターは、時間の経過により妙味が変化しやすいんです。なので、5年前の成績と1年前の成績を同じ尺度で評価すべきではありません。

K3 みんなに知れ渡って儲からなくなっていることもありますもんね。

 なので、近年の成績がより反映されるように、過去5年間を1年毎に区切り、各年度の複勝回収率

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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