該当馬中の○○が好走している
東海ステークスでは、4歳牡馬55キロ・5歳以上牡馬56キロ、牝馬2kg減をベースに、GIとGIIの優勝歴に応じて1キロないし2キロが加増される。
施行時期が1月に移った2013年以降で見ると、2キロ加増されていた馬は[1-0-1-1]、1キロ加増は[2-1-0-9]、加増なしは[5-7-7-85]で、2キロ増組の頭数が少ないにしても勝率複勝率は2キロ加増>1キロ加増>加増なしとなっている。
今年2キロ加増組はいないが、1キロ加増はアナザートゥルースとインティが該当する。
1、2キロ併せて過去8年で15頭いた加増組だが、複数存在したのは5回。うち該当馬が全く馬券に絡まなかったのは2017年だけで、残りの4回は該当馬のうち1頭が連対している(1着3回・2着1回)。
該当馬が好走した4回を見ると、2013年は4、7、12番人気の3頭で4番人気グレープブランデーが勝利。2014年は1、2、15番人気の3頭で1番人気ニホンピロアワーズが勝利。2015年は1、5番人気の2頭で1番人気コパノリッキーが勝利。2019年は2、3、10番人気の3頭で2番人気チュウワウィザードが最先着ということで、いずれも該当馬中の人気最上位馬が好走している。
となると、配当妙味には薄いがインティを軽視できないということになる。前走はよいところがあったし、東海Sは一昨年優勝、2キロ加増の昨年でも3着のレース。無理に逆らわないほうがよいのかもしれない。