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【ラストメッセージ】最後のGIを終えて「ワイドファラオは辻野厩舎で頑張ってほしい」/角居調教師インタビュー前編

  • 2021年02月25日(木) 18時02分
角居調教師引退特集

▲ついにフィナーレ、ラストウィークを前にした心境を明かす (撮影:桂伸也)


半月以上にわたってお届けした角居勝彦調教師の活躍をたどる特集。いよいよ第三部「角居調教師からのラストメッセージ(前編・後編)」で締めとなります。

シーザリオ、デルタブルース、ウオッカ、ヴィクトワールピサ――偉業を成し遂げた名馬の名を聞くと、当時の感動がよみがえると同時に、寂しい気持ちにもなります。そう感じるのは現場の記者たちも同じのようで、先週のフェブラリーS後には目を潤ませながら話しかけられたとか。ハハハと笑いながらその様子を振り返りつつ、とある感慨深い気持ちを話してくださいました。

本人だけが感じるラストウィークを前にした心境を、2月23日に伺いました。

(取材・構成=大恵陽子)

※このインタビューは電話取材で実施しました。

【第一部】名トレーナー誕生秘話『角居勝彦物語』(2/11〜2/16)
【第二部】関係者たちが証言“角居勝彦のスゴさ”(2/17〜2/24)
【第三部】引退直前、角居調教師からのラストメッセージ(2/25〜2/26)


引退取材を受けるたび、落ち着いていく気持ち


――先週の競馬が終わり、いよいよラストウィークを迎えました。いまのお気持ちはいかがですか?

角居 そうですね、特に変わりなく落ち着いています。

――ご自身で引き際を決め、3年前に発表されました。発表してから現在までどのような心境で過ごしてこられましたか?

角居 預かっている馬を最後までしっかり競馬に出したいなと思っていました。預かった馬は馬主さんの財産です。私の調教師業の中だけで終わっていく馬ではないと思っていますので、もしもレースでベストを尽くすことができない状態であれば、出走を優先するのではなくいい形で次の先生のために渡せられればと思いました。

――ここまで取材もかなり多かったと思います。取材を受けていく中で気持ちに変化はありましたか?

角居 取材を受けるたびに自分の競馬人生を振り返ることが繰り返されるので、なんとなく落ち着いていくっていうか、「そういうことだったんだなぁ」って改めて心の中で整理しながら、「それでよかったな」と思ったりもします。

――先週から昨日にかけて、netkeibaでは角居調教師に縁の深い方々にご登場いただき、思い出や“角居勝彦のスゴさ”を語っていただきました。

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1964年3月28日、石川県生まれ。JRA栗東所属の調教師。競馬学校を卒業後、中尾謙太郎厩舎及び松田国英厩舎で調教助手を務め、2001年に厩舎を開業。その後、カネヒキリ、ウオッカ、エピファネイアなど多くのGI馬を管理してきたと共に、海外競馬でもデルタブルース、シーザリオ、ヴィクトワールピサなどのGI馬を輩出。

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