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【弥生賞予想】2歳王者が貫録を示すのか!? それとも!?

  • 2021年03月04日(木) 19時00分
 こんにちは、むねひろよしたかです。

 今年は新馬戦が1開催早く終了しました。将来、3歳新馬戦の廃止もあり得るという話も聞きました。もし廃止されればその分だけ未勝利戦を多く組むことが出来るので、新馬戦の除外ラッシュがなくなるというアドバンテージを考えられたものです。ただ、2歳までに新馬戦に出走が叶わなかった馬は、既走馬相手にデビュー戦を迎えることになります。2歳新馬戦が日本ダービーの翌週、北海道開催の前の6月1週目の東京・阪神から即座に組まれているように、今の競馬の流れは早期デビューが必要不可欠になってきています。それに更に拍車が掛かることになります。

 新馬戦が終了した今、未出走馬が多く未勝利戦で見られるようになりました。新馬戦の方が未勝利戦よりも賞金が高いですし、全馬が初めての競馬を迎えて流れが落ち着く傾向にあるだけに、騎手がレース中に競馬を教えることに関しても既走馬相手よりも楽になります。

 新馬戦に間に合うに越したことはありません。しかし、それが何らかのアクシデント等で出走することが叶わなかった素質馬というのも中には隠れています。先週も日曜日阪神4Rのシュレンヌ・同日小倉5Rのニーナドレスが、いきなり既走馬相手に初勝利を挙げました。未出走馬のジャッジがしっかりと出来ないと、今の未勝利戦に手を出すのは厳しいと言えるでしょう。ちなみに、私はこの2頭を『1』着に固定した3連単フォーメーションを組んで獲っています。

◆弥生賞

ターゲット馬→シュネルマイスター

(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 新馬戦→ひいらぎ賞と連勝。前走は現在よりも馬場レベルは低いですが、この中山で勝っているだけにコース形態の心配はもうありません。また、直線で見せた瞬発力は上がり35.4秒という数字以上にヴィジョン的には鋭いものでしたし、レース間隔が3ヶ月ありましたが、より強いレース振りを見せ付けました。力はここに入っても楽しめるものを感じます。

 また、『前走で+14キロと馬体が増えていましたが、今回は更に増えて480キロ台になっている』という調教師のコメントから、更なる成長が期待出来ます。今回の課題は2000mの距離ですが、

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日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。
公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。

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