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【アルゼンチン共和国杯予想】「ちょうどいいハンデ」とは

  • 2021年11月02日(火) 12時00分

人気馬が好走する傾向が高い重賞だけに…


 ハンデ重賞は荒れると期待するファンが多いものだが、アルゼンチン共和国杯はむしろ堅い重賞。過去10年に全馬を均等買いした場合の回収率は単31%・複48%にしかならない。それだけ上位人気馬が好走する頻度が高いということである。

 ハンデについても、極端な軽ハンデ馬はこのところあまり結果を出していない。古牡馬57キロ(3歳馬-2キロ、牝馬-2キロ)を「基準」とした場合(0.5キロ単位がある場合は切り上げ)、そこから3キロ以上軽いグループの成績は過去10年[0-1-2-51]。馬券に絡んだ3頭は6、7、11番人気だが、複勝率5.6%では回収率も整わない。この組の複回収率は27%しかない。

 一方で、基準以上の斤量を背負った組は[3-3-2-33]で複勝率19.5%。ただ、馬券に絡んだ8頭がすべて4番人気以内。そのためこちらの複回収率も37%しかない。

 バランスが良いのは基準から-1か-2、古牡馬で55キロか56キロの組だ。3歳馬や牝馬も含めると[7-6-6-47]で複勝率28.8%。複回収率は72%で、他のグループよりは高い。特に前走準オープンやオープン特別から来た馬が良く、前走重賞組より買いやすい。前走で重賞に出ている場合は、なるべくオープン歴が短い新鮮味のある馬のほうがよいだろう。

 今回の原稿は、敢えてハンデ発表前に書いた。あてはまる馬を見てしまうと気持ちが揺らぐからである。先に方向性を決めるというのも予想のひとつの手法だろう。

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登録済

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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