今年の桜花賞はなにやら混戦模様。こういう時にわざわざ本命ガチガチの馬券を買う必要もないわけで、◎はともかく▲や△には穴馬をたくさん盛り込みたいところである。
では、桜花賞における穴馬にはどんな馬が適するのだろうか?
過去10年、桜花賞で3着以内した7番人気以下の馬は10頭いる。「7番人気」とは、フルゲートのうち人気が下3分の2に属するという基準だ。
この馬たちを見ると、「大崩れが少ない」ということが重要なのではないかと思われる。
0.6秒以上かつ6着以下の大敗がキャリアのうち何回あったかを数えてみると……。
デアリングハート 0回/6走
アズマサンダース 0回/4走
シーイズトウショウ 0回/8走
ブルーリッジリバー 2回/6走
アローキャリー 2回/11走
マヤノメイビー 0回/3走
エアデジャヴー 0回/5走
ホーネットピアス 0回/5走
ファイトガリバー 0回/4走
ノースサンデー 1回/7走
このうち、アローキャリーの2回のうち1回は道営(旭川)でのもの。ブルーリッジリバーという例外はあるが、本格的な大敗は「理想は0回、あって1回」と言っていいだろう。多頭数の混戦においては、安定味がサバイバルの武器になるということか。
今回人気薄、かつ前述した大敗が0回といのは、いそうでそれほどいない。
アイアムエンジェル、カワカミプリンセス、ラッシュライフが登録馬中の該当馬である。
このうちアイアムエンジェルは1200mまでしか距離経験がなく、カワカミプリンセスは収得賞金800万下の立場。となると、ラッシュライフか。
父サクラバクシンオーは、シーイズトウショウと同じ。◎にとは思わないが、▲・△はぜひ付けたい。